パロディ・・・・というか、キーボードを使ったモノマネ

昔、山藤章二氏が川端康成の『雪国』を、当時の有名な文筆家の文体で書く、という特集をやってたことがありました。たしか、筒井康隆、吉本隆明、中山千夏・・・・といったところだったかな。なかなか楽しい試みだったのを覚えています。

それを思い出して、ちょっと遊んで、というかパロってみました。元ネタにさせていただいたのはフィギュアファンには有名なブログ主さん。これくらいのお遊びは、笑い飛ばしてくださる度量の持ち主・・・とおもうんですがいかがかな。



*****

【彼の怪しき美しさ】

元ブログ
ttp://plaza.rakuten.co.jp/mizumizu4329/diary/201102090000/



昨年のTEB,そして今年のろしあんナショナルを改めてTV画面で見た。何度もネットの動画では見ていたのだが、セルゲイ・ヴォロノフの紅い衣装での「革命」、白い衣装での「ラフマニノフ」を大きな画面で鑑賞できたのが嬉しい。
紅の『革命』

白の『ラフマニノフ』

白い衣装でしっとりと舞う「ラフマニノフ」にも目を奪われたが、紅い衣装も素晴らしく妖しく麗しい。
深くくれてU字に近くなったラウンドネックライン、ゆったりとしたドルマンスリーブ、、それに手首のアクセントラインに黒を使っているのが、紅地の衣装に上品に映える。ゆったりとした上半身のデザインとは対照的に、下半身はぴったりとしたタイツ風で、ルネサンス期の貴族を思わせる。ベルベットのように気品があってぴったりとした黒いボトムは、ヴォロノフのすらりとした脚のラインを少しだけ肉感的に見せるのに一役買っている。
白い衣装のヴォロノフは大人っぽく、憂いを帯びたインテリジェントな青年に見えたが、紅い衣装のヴォロノフは、逆に少し若くなり、ギムナジウムに通う悩み多き詩人の卵、といった風情に見える。少し長めの髪、ふっくらした頬がその印象をさらに強めている。しっとりと見えた舞も、溌剌とした舞に変わったようですらある。

白の衣装のときは、肩から腕全体で音楽をゆらりと捉える表現に魅了された。つつみこむように伸ばされた、長く細い腕のしなやかさに.。

紅の長袖の衣装では、静かに開く華のような指先の表現に目が行った。

その華が開くと、妖しい微笑の雫があたりに振りまかれていく。そう、ヴォロノフの美しさは妖しさを伴っているのだ。ひとたびその美に気づいてしまうと、抜けられない魔力がある。そう、ヴァンパイヤに魅入られた美女が、命の危険を感じつつもそこから抜け出せないように。だからこそ、これだけ多くの人がセルゲイ・ヴォロノフに夢中になるのだ。

ジャンプがモーションの中に溶け込んでしまうような、ヴォロノフの激しく、かつ繊細な表現は、すべてがあまりにさりげなく、その美しさ、歎美さは、まばたきする間に通りすぎることが多い。目を凝らしていなければ見逃してしまう一瞬に、限りない美が宿っている。だからこそ、ずっと見つめていたくなる。白の衣装のときには見落としていたそれに、紅の衣装に着替えてもらって気づいた。

紅と黒、白と黒の2色、どちらもシンプルな衣装だ。そしてスクリャービン、ラフマニノフという同じロシアの作曲家。でありながら、年齢や性格、それにポイントになる表現まで・・・これほど「変身」してしまう人もめずらしい。こういう表現力をもったフィギュアスケート選手は、世界のどこにもいない。セルゲイ・ヴォロノフだけだ。

白の衣装のときは、ネヴァの流れの聞こえる部屋のから、憂い深げに外を眺める青年の姿をそっと覗いているような幻想を抱いたが、今回の紅い衣装を着たヴォロノフには、剣の刃をじっと見つめる青年を見ているような張り詰めた気分にさせられる。
それは空気のひんやりした朝かもしれない。彼が向かうのは、恋人のための決闘かもしれない。クラシカルでどこか貴族めいたデザインが想像力を掻きたてる。

以下略。

***********

うーん、痒くなりそうだなあ、というところで悪乗りしてもうひとつ。


**********
 【まさに「シルヴァー・ギターの響き」―コンスタンチン・メンショフのSP】

元ネタ
ttp://plaza.rakuten.co.jp/mizumizu4329/diary/20110304/

シーズンのカップオブロシアファイナルも過ぎてしまった。一応構想ではセルゲイ・ヴォロノフ、アルチョム・ボロデュリン、イワン・バリエフ、ニキータ・ミハイロフなどの演技についてそれぞれエントリーを上げるつもりでいたのだが、最近仕事も忙しく、それらにかまけているうちにすっかり時機を逸してしまった。

詳しい戦跡はこちら
http://www.fskate.ru/news/376/
動画もある。

そこで、少し時間が経った今の時点で、自分にとって誰のどの演技が最高だったか、繰り返し何度も見たいのはどのプログラムだったのか・・・という主観的な印象論で語れる部分についてまずは書いてみようと思う。

CoRF、、シニア男子の演技はそれぞれ力がこもっており、見終わった直後は甲乙つけがたいと思っていたのだが、ある程度の時間というフィルターを通したあとでは、また印象が変わってくる。
ロシアンカップファイナル、、シニア男子の演技はそれぞれ力がこもっており、見終わった直後は甲乙つけがたいと思っていたのだが、ある程度の時間というフィルターを通したあとでは、また印象が変わってくる。

今大会で最高に素晴らしかったのは、Dora@Quadskiにとっては、コンスタンチン・メンショフのSP『シルヴァー・ギター』だ。

浮世離れした雰囲気、27歳を過ぎてもなお維持しているあのすばらしいバネとプロポーション、輝きを増した髪や表情のあの真摯さには感嘆を禁じえないのだが、CoRFで見たリニューアル版『シルヴァー・ギター』は、まさに白日夢のようだった。


酒場の喧嘩、警官の呼子に追われて走り出す場面をくっきりとイメージさせる昨年の旧『シルヴァー・ギター』の2本のステップは、まるで無声映画を見ているような趣きがあったが、今年のリニューアル版でコンスタンチン・メンショフはいわば形而上的な哲学の世界にのぼって行ってしまったようだ。そう、単なる酒場の喧嘩劇を哲学にまで昇華させてしまったのがメンショフなのだ。
旧版『シルヴァー・ギター、2010年ロシアンナショナル』

これまではどちらかというと動的な華麗さと敏捷性が持ち味で、ゆったりとした滑りや「わかりやすい」メリハリには問題があると指摘する声もなくはなかったと思うのだが、このリニューアル版で、コンスタンチン・メンショフは体を大きく使ったキャメルスピンの効果を十分に発揮できる柔軟性があることを証明して見せた。
リニューアル版『シルヴァー・ギター 2011年 CoRF』

ただ単に腕を大きく振ったり、体をいっぱいに伸ばして表現するだけではない。1つの形を作り上げるまでの間、階段をしっかり1段1段のぼるように、フリーレッグはもちろん、指先から肩甲骨のライン、顔の表情に至るまで、極めて精緻に正確かつ水平に動かすことで、キャメルからドーナツへ移行する際の比類ない美を形成している。ここで特筆すべきは、エッジをつかむ際にかかとが落ちないことだ。女子でもこれほどスムーズに移行できる選手は珍しい。まして、シニア男子においておや、だ。

メンショフの演技はただ単にクワドを跳ぶだけ、よく言われるが、そればかりではない。こうした洗練された動きと柔軟なポジションにこそ彼のヴェテランの味があり、CoRFの『シルヴァー・ギター』では、さらにそれらに磨きがかかったようだ。


ナショナルではタラソワ女史が、彼の前半の体をいっぱいにつかったジャンプの「大きさ」を絶賛している。それは非常に喜ばしい。
だが、Dora@Quadskiとすれば、多くの人々の目がこの彼のジャンプ、それもクワドにやや偏りすぎていることに、若干の不満も持つ。けれども、今年のルール変更で、継続していたこのプロをルールに沿って変革し、まったく違う表現にかえてしまった彼の技術とインテリジェントは、現役選手とすれば、現行ルールで求められる「表現力」を十二分に見せてくれたといえるだろう。

Dora@Quadskiはプログラム中盤、まるで色とりどりの花が氷上に次々に咲くような、コンビネーションスピンの「回転動作の創り出す美」にうっとりした。もともとメンショフのスピンの足裁きは見事だが、これを後半に、これまたスケーティングの速さには定評のあるステップと連続性を持たせて配置することで、演技に幻惑的な効果が生まれている。息もつかせぬ回転動作がそのまま音楽に溶け込み、それがそのまま1つの幻想になる。まさに、コンスタンチン・メンショフにしか演出しえない世界だ。

中略***

まさにこれがコンスタンチン・アレッサンドロヴィッチ・メンショフの表現力なのだ。同じ「シルヴァー・ギター」を使っても、通俗劇から哲学の世界へと氷上を一変させることができる。同じ「007」を使っても、照明のあるなしだけで、まるで違う表情と表現を見せることができる。

このくらいのことがわかる審美眼をブロガーさんにも持ってもらいたいものだと思う。陰謀論者やネット右翼と結びついた誰かspeaks highlyした演技にだけ拍手喝采を送るほど、今のブロガーはくもった色眼鏡をかけさせられているようだから。


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うーん、モノマネ芸人さんの気持ちがわかったような・・・w なんか、無性に恥ずかしいですね
いやー、むずがゆかった、吹きそうでしたww


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プロフィール

Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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