【動画特集】ロシアのテストスケート、男子SP

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(セルゲイ・ヴォロノフ)



ロシアのナショナルメンバーとサブメンバーによるテストスケートが土曜よりソチで始まりました。これはメンバーたちがそれぞれ今年のプログラムを披露し、指導者たちに感想やアドバイスを聞いたり、観客の反応を見たりするものです。これがショー形式になったものが日本のDOI、と考えていただくとわかりやすいかな。ただ、テストスケートはショーではないので、まだ練習着で滑る選手もいたり、ジャンプ部分は流していたりもします。
「今年はこんな感じでやりますー」というのを見せ合う合同練習会、といった感じでしょうか。毎年九月上旬に行われ、動画も上がるので、楽しみにしてらっしゃる方も多いでしょう。

早速動画も上がってきましたので、男子のSPを。

FSはこちら

今年はオリンピックシーズンでもあり、みんな力を入れてきているでしょうから、楽しみです。そして今年から本格的にシニアで始動するジーマ(アリエフ)、サマリンも加わり、ロシア男子もこれから競争がさらに激しくなることでしょう。
ただ、ナショナルメンバーの1人であるコフトゥンは、健康上の理由、ということでソチには来ていたようですが(観客席にいた、という情報がありました)参加はしていなかったようです。
では、動画行きます。
上にも書いたように、まだ選手たちは体が出来上がっておらず、特にジャンプは流していたり、またまだ不完全な出来だったりもするので、今年の彼はこういう世界感のプログラムをするんだなー、という感じで見てください。

まず、昨期のロシアンチャンプ、ミハイル・コリャダー。

小柄ながらもさすがの存在感です。まだジャンプは完全ではないようですが、クワドルッツとクワドトウ、2本の4回転を入れてくるようですね。


そして、アンドレイ・ラズーキン。

去年、彗星のように現れた・・・という感じですが、コフトゥン、コリャダーたちと同世代です。ジュニアからシニアに上がる際、怪我でしばらく本格的な練習ができなかったようですが、やっと復活してきました。久々の、いかにもロシアらしい正統派王子様、という感じのスケーターです。昨年のロシア選手権4位、そしてユニバーシアードでも好成績を残し、サブながら、ナショナルメンバーの座をつかみとりました。おそらく、ロステレコム杯の自国枠の最も有力な候補なのではないでしょうか。


今年30歳となるベテラン、セリョージャことセルゲイ・ヴォロノフ。

2006年の世界ジュニア選手権で彼に惚れてから、ずっと応援してきましたが、様々な怪我や苦難を乗り越え、これだけ長く現役を続けてきてくれた彼には本当に感謝と尊敬しかありません。こんなに長いこと見続けることができたのは本当に幸せです。
そんな彼が五輪シーズンに選んだのは、「アディオス・ノニーノ」。
これは彼が初参加したワールドでジェフリー・バトルが滑っていた曲で、セリョージャはそのバトルに憧れに憧れて、彼のように踊りたい、彼のように滑りたい、と翌年のプログラムに当時コーチだったウルマノフの反対を押し切って、ピアソラのタンゴを用いた、という経緯があります。ベテランである彼にとって、原点回帰となるプログラムなのでしょうか。なんだか、胸が締め付けられます。
そしてその反面・・・というかちょっとツッコミを。上の写真はセリョージャの演技前ですが、このセーター、見覚えありませんか?これ、おそらく初めて演技中に着たのが、2010年のロシア選手権のEXで「キャンドル・ライト」を滑った時でした。そして、ショーにおいて「道化師」を初披露した時も、一昨年にバトルのプロでテストスケートに臨んだ時にも着ていました。ひょっとしてこのセーターは、彼にとって勝負服、いやそんなのをはるかに超えて戦友のようなものなのかもしれません。
そして彼は、今までずっとループだった単独ジャンプをルッツに変更してきました。さすがベテラン、挑戦も忘れてはいません。


アレクサンドル・ペトロフ。

シニアに上がるのが早かったため、ベテランみすら感じさせる彼ですが、まだまだ若いんです。しかし、その若さをいい意味で忘れさせてくれる安定性と表現力が彼にはあります。今年は本格的にクワドを投入してくる様子。もっともっとはっちゃけて欲しい感じもします。


そして、ここからは今年からシニアとして本格始動する2人!どれだけ彼らが先輩たちを脅かすことができるでしょうか?とにかく彼らの強みはジュニア時代にSPの規定ジャンプがフリップだった時を経験しているので、エッジエラーがないことです。Fのエラー持ちの多いロシア男子の中ではこれは大きなメリットです。


まず、アレクサンドル・サマリン。

ヴォーカル入りの現代風アレンジの「月光」。
男らしくダイナミックな表現をする彼によく合ってると思います。まだジャンプの調子がイマイチのようですが、(でも、クワドルッツ入れてきました!)昨期に比べてジャンプが大きくなった気がします。
この曲は衣装も楽しみですね。思いっきり派手にしても似合いそうですし、彼の体型を生かしたシンプルなものも似合いそう。期待、大です!


そしてジーマこと、ドミトリー・アリエフ。彼も楽しみですよー!

仮面舞踏会、の曲に乗って、見えないパートナーと踊っているかのようです。
そして回転するたびに、彼のえぐいまでに深いエッジが強調されて、いやー、これはカッコいい!ミリオタ&制服ヲタの私としては、是非軍服衣装でお願いしたい。といっても、ソチシーズンのトランコフさんのような衣装でクワドを跳べ、というのは鬼ですから(笑)、多少簡略化してもいいかな。とにかくあのテの衣装というのは体に厚みがないと似合わないので、しっかりとした骨格をしているジーマには本当に似合うと思うんですよ。
昨期に比べて、腰周りと太ももがかなりしっかりしてきているので、オフシーズン、かなり充実したトレーニングができていたことが伺えます。
彼のコメントによるとSPには2本、FSには4本のクワドを入れてくるそうで、これもまた楽しみです。SPはクワドルッツとクワドトウですね。

そして本日、FS(ダンスはフリーダンス)が発表されます。情報のある選手、ない選手いろいろですが、とにかく彼らが渾身の力で作り上げたであろうプログラムを待ちたいと思います。
ロシア男子の五輪出場枠は2つ。誰がそれを勝ち取るのでしょうか?





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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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