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華は花を連れて ユリア・セベスチェンとイヴェット・トース ― 世界ジュニア選手権2016


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(写真上イヴェット・トース、下イヴェット・トース&ユリア・セベスチェン、共に公式より)

山あり谷あり、で印象深かった世界ジュニア選手権も終わって何日も経ちます。なんだかほんとに終わってしまったのかな、という感じで惚けておりますw

そんな中で、印象深かった選手を何人か書いてゆきたい、と思います。

まずは地元ハンガリーのイヴェット・トース選手。
彼女のコーチは、「ユーロの華」「東欧の伊藤みどり」などと称されたハンガリーの美人選手、ユリア・セベスチェン。彼女は大きなトウジャンプ(特にトリプルルッツは絶品でした!)の持ち主で、美しいスピン、軽やかなステップ、と見るものを魅了せずにはおかない選手でした。男子オタである私が追いかけ続けた数少ない女子選手の1人でもあります。そう、私にとって、ユリアといえばセベスチェンのことにほかなりません。
そんなユリアが2010年の世界選手権を最後に引退し、結婚し(ああ、花嫁姿の美しかったこと!旦那様に嫉妬してしまいそうでした)そしてコーチとして再びリンクサイドに戻ってきてくれたのでした。その時からずっと一緒だったのがこのトース選手。本当にもう出てきたときはちっちゃくって可愛らしくってまさに「イヴェットちゃん」という感じでした。当時はまだまだユリアの方が人々の記憶に新しかったせいか、6練の時のカメラも選手そっちのけでリンクサイドのユリアを追っている始末。

そんなイヴェットが、まさに花になった姿を見せてくれたのがこの世界ジュニア選手権でした。初見の頃からすると見違える程に大人びて・・・。もう、「ちゃん」なんて呼べない感じです。こうやって、選手の成長してゆく姿を見つめ続けられるのって、本当にファンの醍醐味ですね。

SP

桜色の、まるで春の女神のような衣装。そして対照的に哀愁を帯びた曲調。ああ、ユリアももういった曲の表現がうまかったなぁ・・とうるうる。そして中盤からはハスキーなヴォーカルに合わせて若々しくテンポよく。メリハリの効いたいいプログラムでした。地元の緊張からか、だいぶミスが出てしまいましたが、スピードに乗ったジャンプ、美しいポジションのスピンからは、大きな将来性を感じました。

FS

目の覚めるようなロイヤルブルーに黒のアクセント、黒の長手袋。私的にはこの大会で最も気に入った衣装の1つです。付けられるものならレベル4以上つけたい!
そして、最初の3連コンボ。彼女はハーフループコンボがとても綺麗です。HLの際、どうしても上体が倒れてしまう選手が多い中、直立してきっちりと回っています。HLコンボは、この時上体が倒れると、いかにもギクシャクした感じになってしまい、ステップアウトのような印象を与えてしまうのです。イヴェットの3連にはそれがなく、本当に美しいコンビネーションでした。そして、ユリア譲りの大きな3Lzコンボ。ユリアの弟子が綺麗な3Lz跳んでるうぅぅ、とそれだけで感動したオールドファンも多いのでは。いや、あまりユリアを重ねすぎてはいけないんですけれどね。
そして大きなウインドミルを挟んだコンビネーションスピン。ウインドミルの際にふらつくことなく、回転スピードも落ちず、それぞれのポジションも美しく、素晴らしいスピンでした。
2本目の3Lzの着氷とループジャンプのヌケが残念でしたが、演技終わって大きなガッツポーズ!地元の大声援に臆することなく、見事な演技で怒涛の追い上げ。
総合8位となり、来期のハンガリーに2枠をもたらしました。
本当になんて楽しみな選手が出てきたんでしょう!来期の(というより今年のシニアワールドの)彼女に期待せずにはおれません!

EX

帽子を持ってのプロ。コールを待つ間、くるくる変わる表情がとってもキュートです。
指先まで気の配られたメリハリのある動き、人を惹きつける容姿、本当にフォトジェニックな選手だなぁ、というのが印象です。動きがとても柔らかい反面、1つ1つのポーズが決まっていて、どんなところを切り取っても絵になる感じ。どうすれば周りを魅了できるか、を本能的に知っている、とでも言うのでしょうか、教えられてできるものじゃない、天性のものを持っている選手だなあ、と思いました。

FS後のユリアとイヴェットのインタビュー。

いかにも誇らしげに、そして優しくイヴェットのことを語るユリア。そして大きな黒い瞳で初々しくインタビューに答えるイヴェット。師弟の絆が感じられるインタビューです。

日本やロシアと違い、こういった小国の選手は、国内での競争相手がいない反面、幼い頃から国際試合で揉まれて育ちます。シニアとジュニアの選手権の掛け持ち、連戦もザラです。(男子ではテン、ヴァシリエフスの両デニス、女子では現役当時のキム・ヨナがそうですね)
孤独で1人、国を背負って戦うのと、国内での激しい激戦を戦い抜いて選手権に出てくるのと・・・・
選手生活としてどちらが厳しいのか、はわかりません。

ただ、激しい競争があり、かつライバルであり仲間が居る、というのが当たり前となっている日本の状況とは余りにも異なります。
自国を背負い、競技の行く末にも思いを馳せ、というのが1人の肩にかかるわけです。イヴェットのこの華奢な背には、ハンガリー女子の未来がかかっていました。そして彼女はそれに応え、来季のジュニアの枠を2つに広げた。
それを置き土産に、おそらく彼女は来季からシニアとして活動することになるのでしょう。

彼女の未来が輝かしいものになるよう、願わずにはいられません。



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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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