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孤独なジュリエット マリア・ソツコワ ―世界ジュニア選手権女子


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(Mikhail Sharov氏撮影)

今回の世界ジュニア選手権は、男女とも波乱、そしてアクシデントの多い大会となりました。ほんと、ジェットコースターのようで傍から見ていても心臓に良くなかったです。
まずは女子。特にロシアはまるで呪われているかのようでした。SP当日の練習で優勝候補の最右翼、ともくされていたポリーナ・ツルスカヤが足首の捻挫で棄権。これは若い選手ですから、大事をとった、ということで勇気ある判断だと思いました。捻挫はクセになりやすく、ある意味骨折よりタチが悪い、と聞いていましたし。
そして、2人で戦うこととなったロシア女子。
SPは、アリサ・フェジチキナと日本の本田真凛が同点1位(TESの高かったフェジチキナが首位)、マリア・ソツコワが3位という結果となります。そう、優勝候補の1人でもあったカザフスタンのツルシンバエワが転倒の際に出血して、Did.を取られて出遅れ、というアクシデントもありました。

フェジチキナのSP


この、SPの時に氷の上でにこやかに微笑みながら演技をしていた彼女にこんな事が起こるとは、誰が予測したでしょう!
フェジチキナは、FS当日のオフアイスでのウォームアップ中に、足首をひねり、棄権を余儀なくされました。
捻挫の神は、よっぽどロシアがお気に召したのでしょうか!?

FS後のプレカンによると、フェジチキナのアクシデントは、皆の見ている前で起こったそうです。
アリサはSPトップ通過、ということで表彰台も見えてきた、そこで気負いがあったのでしょうか。この事故が他のスケーターに与えたショックは想像に固くありません。そして、時間的にももう衣装に着替えていたであろうアリサの悔しさ、悲しさも・・・

そして、ソツコワは、インタビューでその時のことを
「これで私がロシアを1人で背負わねばならなくなった、と思いました」
と語っています。

そんな彼女の前には、日本の本田真凛と樋口新葉の素晴らしい演技が立ちはだかります。


本田真凛 FS (パーソナルベスト)


樋口新葉 FS (コンボ全て後半、の素晴らしい攻めの構成!)



そして、ソツコワの名前がコールされました。いつもは本当にクールで、ミスなんて言葉はあるの?ってくらい、完璧な演技をしてみせる彼女ですが、今回ばかりは、出て行く際の背中が硬かったように思いました。

奇しくも、彼女の演技曲は「ロミオとジュリエット」
あたかも、ロミオとの駆け落ち寸前に当主である父や後継の兄の死に遭遇し、ロミオの愛を振り捨てて女当主としての義務に向かうジュリエット・・・・・ そんな感じがしました。
あの時の彼女には、どれだけの重荷がかかっていたことか!ミドルティーンの少女だというのに!
そして彼女は・・・・

マリア・ソツコワ FS


ええ、そんな中、彼女はやってのけました!
演技終了後の本当にホッとした、という表情にすべてが現れていると思います。本田さんには届きませんでしたが、まさに渾身の演技でした。ここで崩れない、というところに本当にメンタルの強靭さを感じざるを得ないわけですが(ああロシアン男子・・・・(T_T)

まさに孤独と重圧の中での戦い、我々には彼女の背負っていたものがどれほどのものであったのか、想像すらつきません。
10代とはいえ、一流のアスリートたちの凄みを感じさせてくれた大会ではありました。

こちらが最終グループ(と上位陣)の通し動画です。


来期シニアに上がる選手、ジュニアとして残る選手といると思いますが、全ての選手の未来に幸多かれと祈りたいと思います。
そして怪我で悔しい思いをしたであろうアリサとポリーナ、責任を感じすぎることなく、しっかりと怪我を治してまた氷上で素晴らしい笑顔を見せてください!



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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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