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メンショフはTESに挑む ―スケートアメリカ男子


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さて、いよいよスケートシーズンも本番、グランプリシリーズスケートアメリカが行われました。
スケートアメリカリザルトページ

まずは、試合の流れがわかるように、SP,FS後半グループの通し動画を載せておきます。本当は、TV放映もこのようにして欲しい・・・・

2015 Skate America Men SP Group 2 Full Version (アーロン、ピトキーエフ+第2グループ)


2015 Skate America Men FS Group 2 Full Version (ブラウン+第2グループ)



その中で、今回は(今回も?)コンスタンチン・メンショフをフィーチャーして書いてみたいと思います。

SPは昨年の継続。ジャンプ構成は
4T-3T、4S / 3A できています。



クワドは2つとも加点付き。特に4T-3TコンボはすべてのジャッジがGOEプラスをつけました。地上波放映で佐野稔さんが彼のジャンプにエキサイトしまくりだったのをご覧になった方も多いでしょう。
そして、GPS参加メンバー最年長(32歳)でありながら、このSPのテクニカルスコアが参加選手中トップだった、というのも彼のすごいところです。また、このプログラムでは昨年からコンスタントにステップでレベル4をとっている、というのも彼の注目すべきところ。4Sを入れるようになってから、ステップを特に強化して単独ジャンプのサルコウがトリプルになってしまっても少しでも点を取りこぼさずSPで上位につけられるように、との配慮だと思われます。
けしてスケーティング巧者とはいえない彼が(いや、彼比でSSは上がっていていますが)、レベル4を取れるというところが「やることをしっかりやれば点数は上がる」という新採点システムの特徴だと思います。

そして、FS。


彼のFSの構成は
4T-3T 4S 3A 3Lz CCoSp StSq / 4T 3A-2T 3Lo-2T-2Lo 2A FSSp ChSq FCCoSp
となっているわけなんですが、これはハーフループコンボを持っていない彼にとって、冒頭の4T-3Tが入らないと、途端に黄信号が点ってしまう構成なんですね。後半3Aのセカンドを3Tにリカバリーしないと3連を本来の形で入れられない。今回もコンボ券を使い切ることができず、TESを落としてしまいました。ハーフループからの3Fの3連を持っている宇野とはそこが対照的です。
今回の試合はジャンプの調子があまり良くなかったようで、軸がぶれてのジャンプが目立ちました(SPの3A、FSでの4S(転倒)など)。特にSPでは現地の方によると練習の際全くといっていいほどクワドが入っていなかったそうですが、ここ一番で決めてきたのはさすがです。ただ、時間が長いFSともなるとやはり年齢的なものが出てきてきつくなります。
昔、五十嵐文男さんが解説で
「転倒は選手にとって非常に消耗するんです」
とおっしゃっていたことがありましたが、今回は2つ目のサルコウの転倒が最後まで響いたように思われました。体力とスタミナのある若手なら、転倒上等で高難度ジャンプをガンガン入れてもいいのでしょうが、やはり彼はそうはいかない。昨年からFSに3クワドを組み込む選手がぼちぼち出てきましたが、彼らを見ていて思うのは、やはり3クワドは足にくるなー、ということです。特に1つでも失敗があるととたんに響きます。これはスケーティングに定評のあるフェルナンデスやブレジナにとってもしかりです。

メンショフは、シーズン初めのインタビューで、
「他国の選手に比べ、スケーティングその他の面(所謂PCS)で自分が劣っているのはわかっている。だからこそ後半のクワドをはじめとするTES面で攻めていく」
というような事を言っていたのですが、今年のこの構成でまさにそれが現れている気がしました。

そして、まさにそれが予言のようになったのがこの大会だったかもしれません。SPも、FSも、メンショフは滑走順が日本の宇野の次でした。正直、私はこの滑走順を知って頭を抱えたんですが(笑)

この2人は非常に対照的なスケーターだと思います。まさに王道、というかすべてのエレメンツにおいて質が高く、トータルパッケージという感じの宇野と、良くも悪くも個性的なメンショフ。誤解を恐れずに言えば、宇野の後、というのは若干メンショフに不利に働いたかもしれません。それでも、メンショフがTESでガンガン行くことができていれば、台乗りは可能だったかもしれないのです。しかし、いかんせんジャンプは飛び道具であるとともに水物です。彼は今回その得意なTESで攻めきることができなかった。
その結果がこの総合5位、という成績です。

そしてEX。


FSの曲の一部を使っています。後半バテてきても、曲が後押しをしてくれる、と言っていたそうなので、よほど気に入っているのでしょう。高難度のジャンプは入っていませんが、体の動きによる表現、しっとりとしたベテランならではのものが出せていると思います。
彼の第2戦はGPS最終戦ともなるNHK杯。なんとかリベンジを果たして欲しいと思います。


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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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