「それを決めるのはジャッジだ」 セルゲイ・ヴォロノフ、世界選手権SP


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世界選手権の男子SPが終わりました。自爆する選手はとことん、良い演技も素晴らしいものは素晴らしく、というジェットコースターのようなSPでした。見ていてくたくたになった方も多いのではないでしょうか。

思いもかけない結果といえば、リギーニやペーター、ナンソンのSP落ち、無良くん、小塚くんの1番・2番滑走、でしょうか。

そのへんは詳しく書いて下さる方がいるかと思いますので・・

ずっと気になっていたセリョージャのことを。
練習風景が映った時、しきりに膝を気にしていて、何度もなでたり、足首を降ったりしていたので、また足のどこかを傷めたのでは?と気になっていたのですが、
いつもお世話になっているユーリさんがセリョージャのインタを上げてくださいました→セルゲイ・ヴォロノフ:ウォームアップと演技の間に麻酔を射ってくれた医者のお陰で、助かった



彼の膝の痛みはジュニアの頃からの慢性的なもののようで、本人も言っているようにこれはジャンパーの宿命とも言えるものです。NHK杯の時も、かなり痛みがあったようで、アイシングしながら羽生君と肩を組んで笑っている写真をいんすたに上げていました→https://instagram.com/p/wgVahQPjhL/?taken-by=sergeyvoronov

そんな状況の中の彼のSP演技です。


こちらはロシア版、解説はトランコフです→World Figure Skating Championships 2015. SP. Sergei VORONOV

4Tの後にターンが入ってしまっていたのによく落ち着いてセカンドを、それもトリプルをつけたなぁ、と。落ち着きとともに、何とでも跳んでやる、という根性でしょうか。そして、3Aをキレイに降り、鉄板の3Lo.
もうちょっと点くれよー、とも思いますが、これはデニスとのスケーティングの差と、ステップの取りこぼしでしょう。彼にスモールメダルを取ってもらいたかったですが、残念だけれど仕方ない。
転倒、コンボのステップアウト、と一見彼より大きいミスがあったように見えるデニス・テンより下だったことについてインタビュアーに聞かれていますが、

「コンビネーションでのミス、スリーターンを2回入れてしまった…それが3-4点。あとを決めるのはジャッジだ。個人的にデニスの滑りは好きだ。彼のほうが自由で、自信があるような感じなのかもしれない。」

と述べています。

この「決めるのはジャッジ」というのは彼の一貫した信念のようで、ワールド初出場の際、SP,FSとクワドを入れながら7位そしてクワドレスだったバトルが優勝したことについて聞かれ、
「バトルはルールに従い、その上で勝ったのだから、何も責められるべきではないと思います。それはジャッジが決めるべきこと。ルールは同じように選手に適用されています。確かに、クワドはリスクを伴いますからもう少し評価を上げて欲しいとは思いますが、そういったことは我々が言うべきことではないし、僕は彼のスケーティングが大好きです。また、ジャッジにとってはジェフのスケーティングはクワドと同等の価値が有る、と思われたのかもしれません」
といった答えをしていました。
翌年のスケートカナダでも、クワドレスの選手に敗れた際にやはり、
「僕たち選手はクリーンに滑って見せることが仕事。そしてジャッジはそれを評価することが仕事」
と言っています。

キスクラで点の出たあとの表情を見ても、必ずしも納得のいく時ばかりではないでしょう。しかし、「決めるのはジャッジ」という信念を貫いているのは本当に強い気持ちをもっているのだなぁ、と思います。
そして、自分より上位に行った選手に対して素直にリスペクトの言葉を口にできる彼を本当に尊敬します。

明日のFSでは、そのジャッジたちに高評価を出さざるを得ない演技を見せてやってください!


Давай  Серё́жа! 頑張れ、セリョージャ!

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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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