プルシェンコ、ソチ五輪ロシア代表決定 ―連盟サイトより正式発表

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プルシェンコがロシア男子代表に決定しました。
上記の写真はテストスケート後、Ru-sportsのインスタに上がったものです。

この結果自体は、あまり意外ではない、というかプルシェンコがユーロ出場せず、テストスケートを設定された時点で、「ああ、彼に決まりなんだな」と思っていた方も多いのではないでしょうか(少なくとも私はそうでした)

昨日の日記にも書きましたが、ナショナルから時系列に並べてみます。

:)ロシア選手権、1位コフトン、2位プルシェンコ、3位ヴォロノフ、4位メンショフで終了。プルシェンコが優勝した場合はユーロスキップするのではと言われていたため、ユーロ派遣メンバーが注目を集める。

:)プルシェンコ、「個人戦の出場は若手のコフトンに譲り自分は団体戦に出場したい」と発言。連盟はユーロ代表を、コフトン、ヴォロノフ、メンショフの3人、と発表。

:)プルシェンコは言を覆し、ユーロ出場を主張する。コーチのミーシンはプログラムの変更、体調の調整を理由に、ユーロ不出場、テストスケートの約束を訴える。

:)連盟はこれを受け、非公開でプルシェンコのテストスケートを行うことを明言。決定は選考委員会(連盟会長(ゴルシコフ)、名誉会長(ピセーエフ)、名誉コーチ(クドリャーツェフ)ISU技術委員会会長(ラケルニク)ら。ただし選手に関連する指導者は含まれていない)によって(この段階では事実上コフトン、プルシェンコの間で)代表を決定する、と発表。

:)それに付随してISUに補欠メンバー(特に団体戦)の取扱いを打診。チンクワンタ氏は「団体戦でSP,FSとも滑りきることのできない負傷持ちの選手を出すべきではないのではないか」と発言。←ただしこれは出場枠1人の場合。
団体戦と個人戦のメンバーチェンジは可能(確か滑走順の抽選の前日?までだったかと記憶)

:)欧州選手権、男子は2位ヴォロノフ、3位メンショフ、5位コフトンで終了。これを受けて、技術委員長であり選考委員会のメンバーでもあるラケルニクは「個人的な意見ではあるがヴォロノフを選考対象に加えるべきでは。彼にはそれだけの力がある」と発言。

:)コフトンのコーチでもあるタラソワ、欧州選手権の総括として他の選手の活躍をたたえつつも「五輪にはプルシェンコがゆくべきでは」と発言。注)彼女はシーズン序盤から「五輪代表はプルシェンコ。彼の敵は健康のみ」と発言していたので、意見を覆したわけではない。

:)21日に非公開でのテストスケートが行われ、「団体戦も個人戦もプルシェンコで決定だろう」という情報が流れる
(前回お伝えしたのはここまで)

:)テストスケートの結果は 4T-3T、4T、3A2本(1本は後半)をすべてクリアに決めた素晴らしい出来たった、とミーシンコーチらドヤ顔。連盟幹部からはまだ連盟としての確定情報ではない、との発言。

:)連盟サイトにて正式発表。→こちら
一時期はサーバー落ちも。男子正式メンバープルシェンコ、補欠にコフトン、ヴォロノフ。
ワールド派遣メンバーに関しては触れられず。昨年のように例年2月に行われるRCFで決定か?←イマココ!


ナショナルのこの状態からクワド2本、3A2本、の状態まで戻してきたのであれば、メンバーに入れたくもなるだろうな、と思う反面、またこうなるとも限らないわけで・・

(ロシアンナショナルFS, 解説・メンショフ)

(実況アナがコンビネーション(カスクェード)がない、と繰り返していますね)

ただ、こういった決定の仕方をするのであれば、ナショナル出場時点でプルシェンコ、で良かった気もしますね。
結果としてナショナルトップであったコフトンは無駄な希望(こういう言い方が正しいのかはわかりませんが)を持たされた挙句、「見えないものと戦っている」という状況となり、精神的に疲弊してユーロではミスを連発してしまいました。
まさに、今回のコフトンは、バンクーバーの際のヴォロノフと同じ状況だったといっていい。
当時ロシアの五輪枠は2つありましたが、1つはナショナルで優勝したプルシェンコに即時決定したものの、2位のヴォロノフに関しては3位のボロデュリンと僅差であった、という理由からユーロの結果待ち、となりました。
この年はロシアのユーロ枠は2つ。本来なら2人を競わせるべきだったのでしょうが、国際試合での試合勘が、ということから1つはプルシェンコ(彼はこの年国際戦に出たのはこの時までロステレのみ)
1ヶ月以上待たされ、「ユーロでやらかしたらボロデュリン出すよ」という通達を受けてのヴォロノフのユーロはまさに「見えない魔物から必死に逃げている」かのようで、本当に悲壮でした。そして精神的に疲弊した彼はユーロで自爆。
「申し訳なかった、力が足りなかった」を繰り返していたヴォロノフと、「誰もが僕の失敗を願っている、すさまじいプレッシャーだった」と言ったコフトン。2人のコメントの差は性格と年齢によるものでしょう。おそらく同じ思いであったろうと思います。

そして、タラソワの「五輪はプルシェンコに」発言ですが、これは必ずしも意見を翻したのではなく、コフトンを守るためであったと推測します。
もともと彼女はシーズン序盤から「五輪代表はプルシェンコ、彼の敵は健康のみ」と何度も発言しています。これは連盟会長のゴルシコフや他の上層部の指導者たちも同意見でした。
ナショナル終了後、プルサイドから「昨年のユーロ選考はスポーツの原則に基づいたもの(順位順、という意味あい)ではなかった」「昨年のロシアンチャンプはワールド17位に過ぎなかったのだ」などという発言も出てきていましたし、これ以上コフトンを表立って押すことは彼の未来に関しても得策ではない、と思ったのでしょう。恐らくコフトンが昨年のワールドや今回のユーロでもしかるべき成績を残していれば、彼女の言葉は変わっていたはずです。

とにかく、前回五輪選考でヴォロノフ、今回はコフトン、と将来ある若手選手を無駄に疲弊させたロシアスケ連とプルサイドの罪は重いと思います。ヴォロノフは遠回りしつつも立ち直ってきましたが、特にコフトンに関しては精神的な面も含めてフォローが肝要だと思われます。

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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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