ロシア男子五輪代表の行方は・・? 欧州選手権プレカンに見る

Phlushenko Kovtun


ロシアでは本日プルシェンコのテストスケートが非公開で行われ、良い結果が出たらしく、スポーツ省筋からは団体戦・個人戦ともプルシェンコの代表で決まりだろう、という情報が流れてきているようです。

それについてのロシア通信の記事

ロシア選手権から今までを時系列に並べるとざっとこんな感じになります

:)ロシア選手権、1位コフトン、2位プルシェンコ、3位ヴォロノフ、4位メンショフで終了。プルシェンコが優勝した場合はユーロスキップするのではと言われていたため、ユーロ派遣メンバーが注目を集める。

:)プルシェンコ、「個人戦の出場は若手のコフトンに譲り自分は団体戦に出場したい」と発言。連盟はユーロ代表を、コフトン、ヴォロノフ、メンショフの3人、と発表。

:)プルシェンコは言を覆し、ユーロ出場を主張する。コーチのミーシンはプログラムの変更、体調の調整を理由に、ユーロ不出場、テストスケートの約束を訴える。

:)連盟はこれを受け、非公開でプルシェンコのテストスケートを行うことを明言。決定は選考委員会(連盟会長(ゴルシコフ)、名誉会長(ピセーエフ)、名誉コーチ(クドリャーツェフ)ISU技術委員会会長(ラケルニク)ら。ただし選手に関連する指導者は含まれていない)によって(この段階では事実上コフトン、プルシェンコの間で)代表を決定する、と発表。

:)それに付随してISUに補欠メンバー(特に団体戦)の取扱いを打診。チンクワンタ氏は「団体戦でSP,FSとも滑りきることのできない負傷持ちの選手を出すべきではないのではないか」と発言。←ただしこれは出場枠1人の場合。
団体戦と個人戦のメンバーチェンジは可能(確か滑走順の抽選の前日?までだったかと記憶)

:)欧州選手権、男子は2位ヴォロノフ、3位メンショフ、5位コフトンで終了。これを受けて、技術委員長であり選考委員会のメンバーでもあるラケルニクは「個人的な意見ではあるがヴォロノフを選考対象に加えるべきでは。彼にはそれだけの力がある」と発言。

:)コフトンのコーチでもあるタラソワ、欧州選手権の総括として他の選手の活躍をたたえつつも「五輪にはプルシェンコがゆくべきでは」と発言。注)彼女はシーズン序盤から「五輪代表はプルシェンコ。彼の敵は健康のみ」と発言していたので、意見を覆したわけではない。

:)21日に非公開でのテストスケートが行われ、「団体戦も個人戦もプルシェンコで決定だろう」という情報が流れる←イマココ!


こちらが欧州選手権の男子終了後のプレスカンファレンスの様子。優勝者のハビーそっちのけでろしあん2人に五輪代表選考、それもプルシェンコについての質問が飛んでいます。



またかよ、という感じのヴォロノフとメンショフの表情が印象的(笑)
そして、質問の中で五輪候補としてコフトンの名が出てきていない様子なのが、記者さんたちロシアの空気読んでるな、と(苦笑)

ヴォロノフ
(五輪に出場したいか、との問いに)
「もちろん。そう思わない選手がいますか?オリンピックは全ての競技会の頂点で、特別な大会です。アスリートは誰しもそこを目指して戦っているし、もちろん僕もそのために努力を重ねてきました。出たくないはずはありません。しかし、決定権は僕たちにはありません。」

メンショフ
(プルシェンコについてどう思うか、の問いに)
「ナショナルを終えてEXの前にジムに行くと、ジェーニャはプログラムの失敗した部分を必死な形相で繰り返していました。あんな怖い顔は他のスケーターでも見たことはありません。彼はファイターです。五輪に選ばれれば、200%の力を出すでしょう。そのためにいかなる準備も惜しまないし、体調管理も怠ることはないはずです。なんとしても五輪に出場する、という強い気持ちをもって備えていることでしょう。彼の戦いを見守ってください。」


ただ昨年のユーロ派遣騒ぎの一環、としてゴルシコフスケ連会長のコメントを見ますと、昨年の時点からプルシェンコをソチ五輪に出す、ということはほぼ決定事項であったように思われます。
昨年の記事から
プルシェンコ、ワールド欠場 ソチに向けての展望は ―ゴルシコフロシアスケ連会長のコメント

この時点でゴルシコフ会長は、「ジェーニャの負担を軽くするためにも、何としてでもロシアの五輪出場枠を増やす必要がある。それができる選手をワールドに派遣せねばならないから、(その前段階としての)ユーロ派遣選手選考は慎重のためにも慎重を期す」といったことを述べています。

正式な発表は23日、ゴルシコフ会長によればどんなに遅くても25日までには明らかになるとのことですが、まあ、ロシアンですからねぇ(笑)
五輪本番までどんなどんでん返しが起こっても不思議はない、と思っています。

そしてワールド派遣メンバーは誰になるのか。

プルシェンコはソチで引退、と明言しており、既に引退興行、ともいえるジュベールやトマシュをゲストに呼んだショーの予定をびっしり組んでいることから、バンクーバー再び(五輪後引退を翻しワールド出る発言→ワールドメンバー登録→直前になって欠場→ヴォロノフ代替出場→ワールド中にショーに出ていたことなどからアマチュア資格剥奪)ということはありえなかろう、と思います(それだけが救いといえば救いか)。

また、プルシェンコのコーチであるミーシンもプルシェンコの引退とともに一線を退く、と発言しているので、彼のもとにいるアルトゥール・ガチンスキーやエリザベータ・タクタミシェワのこれからも気になるところです。

ヴォロノフの「それを決定するのは僕たちではありません」という言葉が、昨年のワールド派遣騒ぎの中行われたRCF後ののメンショフのインタビューとかぶります。(そういえばヴォロノフもこの大会に出ていたのでした・・)

メンショフ
「自分で判断し行えることもあれば、他者に決定を委ねなければならないこともある。場合によりけりです。
私はどうすべきなのか?やるべきことは全力を尽くして行います。そして決定が下されればそれに粛々と従います」



2人がプレカンの際、どこか達観していたように見えたのは、こういった経験をしていたからなのかもしれません。

昨年のユーロ・ワールド派遣関連トランコフの反乱 ユーロ選考の顛末



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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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