三十路の挑戦者 コンスタンチン・メンショフ、欧州選手権SP

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欧州選手権男子SPリザルト

欧州選手権男子SP,ろしあんはセリョージャがノーミスで気迫のこもった素晴らしい演技で2位、コフトンが2つ目のクワドがダブったもののあとはしっかりまとめて4位。
しかし、残念ながらメンショフはSP2クワドに挑戦するも、最初の4Sがトリプル、コンボ予定の4Tで転倒、クリーンに入ったのは3Aのみ、ということで11位スタートととなりました。

競技開始前、ろしあんジャーナリストのアンドレイ・シモネンコさん(彼の記事はよくこのブログでも使わせていただいています)がツイで

「コースチャはSPにクワドを2本入れる。マイナス1度の朝の練習では体もほぐれていて4Sを2度降りていた。」

というつぶやきをしてくださっていたので、ああ、ロシアンナショナルと同じ4S、4T-3T、3Aでいくんだな、と。まあ、それを知った時から覚悟はある程度出来てて、腹をくくってみてはいました。むしろ「三十路のSP2クワド、やったれ!」という感じ。だから4Sが3Sになった時もさほどがっくりはしなかったのですが、むしろ4Tコンボのファーストの転倒にえ”!というか。彼のSPでの4Tの転倒は本当にいつぶりだろう・・・・。3T-3Tになったこと、4T着氷乱れでターンが入ったり、ステップアウトしそうになってセカンドが1Tになったのは見たことありますが、うーむ。

こちらが演技直後のバックヤードでのインタビュー。聞き手は前述のシモネンコさん。

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メンショフは、SPにおいて行うつもりだったクワドサルコウの失敗は、最後になって恐れが出て躊躇してしまったことだ、と認めた。
「氷上に出たとき私は落ち着いていた。リスクを犯すことになるのは分かっていた。しかし、最後の最後になって何故3Sにしてしまったのかわからない。怯えてしまったのだろうか」
72.12点の評価は、6人の参加者を残してメンショフは現在第6位だ。

===本文===

++++++

こちらは競技後、イタル・タス通信の記事から抜粋。

「4Sを入れ、SPで2クワドができることを示したかった」
30歳のアスリートは言った。
「残念ながら上手くはいかなかったが、12月下旬のロシアンナショナルで試したときは、SPのラストジャンプに3Aを持ってくることをイメージできていなかった。しかし現在はそれができている。
だから、もっと何か新しいものを求めて、これからも戦っていかなくちゃならない。
長い選手生活にも関わらず、私はユーロ2度目で、今まであったこともない緊張に駆られていた。そんなことからジャンプの入りが乱れたんだろうと思う。すぐにリラックスできたけれども。
だが、重責の中でダブルになっても立ち直り演技を続けたコフトンはオリンピックチームにふさわしいと思う。私はそこにはいない。」

===本文===

++++++
ただ、この記事の中でもプルシェンコとコフトンの五輪争いについて聞かれていましたが、別記事では重責を担いまさに「見えないものと戦っている」状態のコフトンに労いと精神力の強さを称えるコメントを出していました。

そして、ここで述べている3Aのタイミングですが、このプロでは以前3Lzが入っていた位置で、一瞬曲が無音状態になるアレンジがしてあるんですね。ここでビッグジャンプが決まるとものすごくかっこいいんです。
ナショナルでは少しタイミングが早かったのですが、今回はバッチリ!でした。


ちょうど曲が途切れた時に舞い上がり、着氷した瞬間に曲が始まる。ゾクゾクしますね。表現や振り付け系のPCSが高めに出ているのはこういったところかな。

ただ、SPのスタートが遅れても、あまり心配していない自分がいます。
彼は今年、FSでぐぐっと順位を上げてくることが多かったし、なにせ初出場の際のSP14位→FS4位、総合7位という記憶があるので!
その時のプログラムがこちら。


気温氷点下での第2グループ第2滑走。軍支給の毛布にくるまって観戦していた観客たちを一気に盛り上げヒートアップさせた演技です。生観戦していた友人は
「本当に鳥肌が立ったよ!寒さなんか吹っ飛んじゃった。」とため息混じりに言っていました。
ぜひ、マイコーでの逆襲再び、と願いたいところです。

そして、「アスリートは年齢では測れない」ということを示し続けて欲しい。逆風もあるでしょうが、彼にはまだまだ続けてもらいたいのです。ミスありではありながら、ナショナルでいまだにTES2位、を出せるスケーターなのですから。



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Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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