プルシェンコ、ワールド欠場 ソチに向けての展望は ―ゴルシコフロシアスケ連会長のコメント

aleksandr-gorshkov_13582583481773308108zap.jpg

1月15日、ロシアスケ連会長のアレキサンドル・ゴルシコフ氏(写真)が、ワールドに向けての選手選考についてのコメントを出し、その中でプルシェンコはワールド出場候補のメンバーに入っていないことを明らかにしました。

以下がその記事です
我々は失敗を防がなければならない ―アレクサンドル・ゴルシコフ

概略です

******

(前略、メンショフではなくコフトン派遣に至った経過の説明)

Q>一方で、ほとんどの選手たちがコンスタンチン・メンショフの支持に回りましたね。それについてはどのようにお考えですか?


G>我々がこのようなことにであったのは初めてでした。近代的なインターネット上ですべての議論が行われるように見えますが、実のところ、(ソチ五輪の成績の)結果において責任を負わねばならないのは連盟でありそのトップである私です。私は連盟会長、そしてヘッドコーチとして責任があるのです。
あなたがたもご存知のように、昨年の世界選手権後のガチンスキーの不調により、ゆゆしきものとなっています。とにかく、他国の優れたスケーターに太刀打ちできる秀でた能力を持った選手の存在を我々は待ちかねている。
そんな選手の存在はジェーニャ・プルシェンコにとって大きな助けとなることだろう。
しかし、18歳のアルトゥール・ガチンスキーはワールドの切符を一枚にして我々のもとを去ってしまいました。

中略(ここは女子について)

Q>しかし何故ここでコフトン以上にワールドの切符を獲得する可能性のある選手について語られないのですか?ロシア選手権2位であったセルゲイ・ヴォロノフがいるではありませんか。

G>私はセルゲイについての評価を下げたことはありません。むしろ、非常に高く評価していますし、応援しています。
我々がマキシムを派遣することを決めた、というのは重大な大会(訳注:ワールドのことか?)の前に彼の実力を図る機会がこの大会しかない、という理由のみであることは前にも述べたとおりです。
我々は、ソチにおいて我が国の出場枠を2つにしてくれるアスリートを特定する必要があります。

ジェーニャが世界選手権に参加しない、ということを表明したことを我々は知りましたから、この選択は容易くなりました。


Q>その決定はロシアンカップファイナルでなされるのですか?


G>99.9% 、イエスです。オリンピックはソチで行われるため、我々はホスト国枠として最初に1人の選手を出すことができます。

しかし、そのたったひとりの選手であるジェーニャが背負わねばならぬ重圧をあなたは想像できますか?そのためにも彼を助けるためになんとしてももう1つの出場枠が必要となるのです。

それは、カナダの世界選手権によってしか得ることができません。
ですから、最終的な決定をするために、欧州選手権の成績を余さず評価しなくてはなりません。そして、ここに出場していなかったガチンスキーをはじめとするアスリートたちは2月の中旬に行われるロシアンカップファイナルによって評価されます。
そしてその後、評議会によって世界選手権派遣メンバーが決められます。

これが、出来うる限りのの失策を避ける方法であると私は周りにも話しています。


Q>それは同一線上の比較ではありませんよね?ロシアンカップファイナルには、コフトン、ヴォロノフ、メンショフ、ガチンスキーの4人全ての候補者が出揃うのですか?


G>はい、コースチャは十二分にこの試合の意味を知っています。私自身が彼に告げました。


Q>ならばもしも、ヴォロノフとコフトンが欧州選手権で崩れた場合、ロシアンカップファイナルの勝者がロンドンに派遣されるのですか?


G>とも限らない。欧州選手権の記録と、国内戦の記録は直接に比較できるものではない。しかし、これらに基づいて我々は選手の評価基準として検討するつもりです。


Q>欧州選手権におけるワールド派遣原則、といった特定の評価基準はあるのでしょうか?


G>我々はトーナメントのスコアにのみのっとって比較するわけではない。
世界選手権には、その瞬間において、最も素晴らしい演技をするであろう、また心身ともに準備が出来ている選手を派遣する。
繰り返すが、(この選抜が)失敗することのないように、連盟のコーチや評議委員会のアドバイスを受け熟慮のもとに決めたいと思う。


後略(これはコフトン派遣について)


=====本文======



++++++++++++++++


うーん、なんか歯切れが悪いですね(笑)。ユーロの結果次第ではまた揉めそうな気がしなくもないです。

あと、もう一つ気にかかったのはコフトンをジュニアワールドに、という発言がなかったことですね。
ロシアンカップファイナルが2月中旬、ということは、これにコフトンを出場させるとしたらあまりにも日数がない。連戦に過ぎるでしょう。
しかし、ジュニアワールドをスキップさせていきなりシニアのワールド、というのはコフトンにはリスクが大きいんじゃないかと思います。まだ複数年ジュニアでやれる年齢ですし、せめて今年はジュニアワールド出してメダル取らせてから、の方がいい気がします。まして彼はジュニアワールド出場経験ないですし、今年JGPF優勝した、といっても「なんでお前がJr.なんだ!」ってほど無双してるわけでもないですしね。



大体このロシアンカップファイナル、2月最終週ぐらいに行われてるんですが

これが去年のロシアンカップファイナルの私のブログ記事

おたおメンショフさん 自ら29歳のお祝い特別花火4Tー3T炸裂!

一昨年の連盟の記事

Константин Меньшов выиграл Финал Кубка России 2011 (Видео)

メンショフが2年連続優勝してますね。両方共彼の誕生日(2月23日)くらいに行われてますから、今年は一週間早いのかな。


しかしまあ、とにかくこれ以上揉めないでくれ、というのが正直なところです。コーチたちの縄張り争いなどに振り回される選手たちの姿は見てて切ないものがあります。


ぽちよろしく、更新のモチベになります
にほんブログ村 その他スポーツブログ スケートへ
にほんブログ村

こちらも
blogram投票ボタン




関連記事
スポンサーサイト

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

では、あらためてお邪魔いたします(^^)

私は、ウルマノフさんがすごく好き(もう少しやせたままでいて欲しかったわ・・・)でしたが、
近年の男子事情には疎いです(汗)。
ビジュアルでも海外選手と渡り合える男子が日本に現れてくるのを待ちながら気長に鑑賞していた程度ですから、熱心な方たちのブログを読んで感心することひとしきりでした。

今回のことで感じたのは、ロシアはソチの団体戦を磐石にするためにも男子の見極めをギリギリのタイミングで行っているのかなということです。なんか品種選定みたいですね。
コフトン君は、早いうちにもいで熟した実と一緒に置いておけば熟すのが遅れ気味の他の実も一緒においしくなるはずだと。ホント、Doraさんの危惧のように傷んでしまわないか心配になります。

ただ、ニコライみたいによその国を引き合いに出すのは、うまくないと思いました。
「他じゃこんなこと考えられない」と憤るだけじゃ、「そうだねえそっちは資金とか人材とか豊富だからねえ~でも考えればわかるだろうが。金を使ってるのは誰だと思ってるんだ?ん?」と、相手に自論の正当性を与えてしまいます。
まあ、彼もあまり考えてものを言うタイプじゃないのはおなじみだから仕方ないのか。

あ、余談ですが、男子ファンが冷静になれるのは、
自分と一緒に泣いてくれるファンを相手が求めていないということを自覚している人が多いからじゃないですか。(今、地雷をよけたつもり)

No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
プロフィール

Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
190位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ウィンタースポーツ
15位
アクセスランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

拘りと屁理屈
検索フォーム
カテゴリ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR