ドミトリー・アリエフ:僕にとってコーチは第二の父であるという結論に達しました。


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(「アビア」誌表紙)

ジーマの雑誌インタビュー(コムソモーリスカヤ・プラウダのコミ共和国(ジーマの故郷)版が出している「アビア」という雑誌だそうです。表紙は上記写真)の一部が sports.ru のサイトに来ていましたので訳をアップします。
しかし、彼、というと総模様のクリスマスセーターのイメージが強い方もいると思いますが(笑)
いや、スタイリストがつくと変わるものですねw
身頃と袖を大胆に違えたサイドベンツのジャケット、パンツは袖と同じ生地かな?前ボタンと襟のボタンは外してくだけた感じを出してみました、的な。
ただ、ダーツの感じからすると、かなりスリムなシルエットっぽいので前ボタンした全身像も見てみたいですね。
さて、洋服の話はこれくらいにして。インタいきます。

いつものように、ロシア語者の友人にチェックをお願いしました。本当にありがとうございます。m(_ _)m

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<ドミトリー・アリエフ:世界ジュニア選手権の後、ルカヴィツィンは第二の父であるという結論に達した>(訳注)

ロシアのフィギュアスケーター、ドミトリー・アリエフは、コーチであるエフゲニー・ルカヴィツィンと彼の関係について語った。

“2016年世界ジュニア選手権の後、エフゲニー・ウラジーミロヴィッチ(ルカヴィツィンコーチのこと、尊敬を込めた呼び方)は僕の第二の父である、という結論に達しました。
彼は、その時僕が抱えていた問題や困難な状況に対して理解を寄せてくれ、それにふさわしい答えを見つけ出してくれました―これはアスリートにとってとても大事なことです。
彼がどれだけ僕のことをいかなるネガティブさからも守ってくれているか。まるで負けた後でさえ勝った気にさせてくれると感じています。
世界ジュニア選手権で、SPトップから6位に落ちた時のことです。エフゲニー・ウラジーミロヴィッチは僕に近づいてくると、強く抱きしめてこう言いました。
「ジーマ、全てはまだ始まったばかりだよ。諦めてはいけない」

僕はまだ一度もコーチと対立したことはありません。

さまざまな苦難は、精神的な問題から来ていました。
初めてサンクトペテルブルグに出てきたばかりの頃は、家族と離れ、友人はウフタ(コミ共和国の都市、ジーマの故郷)にいて、僕はとても孤独で寂しかったのです。どうしてこんな練習をしなくちゃいけないのかすらわかりませんでした。

やかましい注文が、高い要求が寄せられ、僕は限界まで練習を積まねばなりませんでした。しかし、それでも僕は毎度毎度リンクに出て行きつつも、自らに問いかけていました。

「なぜ僕はこんなことする必要があるんだろう?」

一度、本当に危なかったことがありました。その時僕は、全てを投げ出して、ウフタに戻りたかったのです。練習なんてしたくなかった。切符を買おう、故郷に、家族のもとに帰るんだ、と思っていました。

けれども、それから僕は自覚するようになったのです。
練習において、精一杯打ち込むこと、あらん限りの力を出すこと、骨身を惜しむことなく努力することがいかに大切であるかを。
フィギュアスケートにおいて―いや、どんなスポーツにおいてもそうですが―、大事なことは、多くの困難を耐え忍び、そして歯を食いしばって「出来なかったことをも乗り越える」ための鍛錬を自らに課すことです。”

―そのようにアリエフは言った。

======sports.ru ロシア語本文(インタ抜粋)====== 
====== コムソモーリスカヤ・プラウダ「アビア」記事======


(訳注)タイトルでは“ルカヴィツィン”となっていますが、インタビュー内ではジーマは一貫してコーチのことは尊敬を込めた「エフゲニー・ウラジーミロヴィッチ」という父称呼びをしています。

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読んだ感じだとちょっと途中端折ってある雰囲気なのがちょっと残念ですが・・・・
ミハイルさんの取材写真など見ますと、もうプログラムもほぼ出来上がって滑り込むのみ、になっている感じですし、本人のインスタによれば、ついこの間までルカヴィツィン組の若手はニューヨークに合宿に行っていて、帰ってきたばかりの様子です。
順調にシーズンに向けての準備は進んでいるようで何よりですね。
先日のロシアナショナルチームのメンバー発表を見ますと、どうやらジーマはもう1年ジュニアでやる模様です。

頑張って、そして出来たらメダルを持って来年はシニアに上がってもらいたいですね!



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セルゲイ・ヴォロノフ:僕はそう悪くないパパになれると思うんですよ (インタビューⅢ)

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(2014年NHK杯より)

スポルト・エクスプレスのセリョージャのロングインタ、いよいよこれが最後となります。

1)セルゲイ・ヴォロノフ:自らの立ち位置は己の努力で手に入れる
2)セルゲイ・ヴォロノフ:僕は以前からずっと、“もう終わったスケーター”と言われてきた 

インタビュアーは、エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ女史です。こうして読んでくると、女史は多分わざとなんでしょうけど、結構キツイ、というか意地悪な質問をしてるなー、とも思います。ただしかし、そのおかげで彼の本音めいたものが垣間見えて、とても興味深いインタビューとなっています。

今回もまたロシア語者の友人にチェックをお願いしました。いつも本当にありがとうございます。m(_ _)m


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<セルゲイ・ヴォロノフ:僕はそう悪くないパパになれると思うんですよ>


E:私は、ゴンチャレンコは練習量や態度においてとても厳しいコーチだと知っています。


S:厳しいのは確かに本当です。そして強い意志と強烈な性格も併せ持っています。これは、僕にとってはむしろチャンスだと感じています。恐れてはいません。我々は相当量の練習をこなします、陸上競技場のトラックで、そしてホールで。特にダンスレッスンはとても素晴らしいものです。言い換えればとても良い練習が出来ていると言えます。引き締まったとか、絞れたとかなどとお世辞を言われ始めるようにさえなりましたよ。
けれど僕は既にトゥトベリーゼのところで、僕の場合は練習こそが結果につながる、それ以外の何ものでもない、ということが身にしみていますからね。
若いうちは、エネルギーや才能を何かで埋め合わせることができます。しかし、年齢とともにその働きは止まります。ですから僕は今は、僕自身の身体を機械のように扱っていますよ。朝起きたら、エンジンをスタートし、暖気運転をしてから燃料を入れ、そして活動し始めるんです。

そして、練習は僕に爽快感と喜びを与えてくれます。15-16歳のアスリート達とともに滑っている時、僕も同じように若く、エネルギーに満ち溢れているような気分になります。自分の可能性に限界を感じることはありません。
毎日何か新しいことを知るとは言いません。けれど僕は、同じ世代の人たちが興味を持たないことに対しても興味を持ち始めています。
だけど時々、僕は自身の家庭をもったら、そう悪くないパパになれるんじゃないかと思うんですよ。ゴムでブレスレットを編んだり、コンピューターゲームについて説明したりできるしね。


E:あなたはコーチのメインの生徒であるエレーナ・ラジオノワからの嫉妬の感情を感じませんか?


S:おそらくないと思います。僕のこのグループへの移籍に関して、レーナがどんな反応をするか、ゴンチャレンコに聞いてみたんですが、それに関しては何も問題はないという答えを受け取りました。僕にとっては誰がそばで滑っていて、僕についてどう考えているかなんて、どうでもいいことなんです。
僕は、自分の立ち位置は、自らの努力でもって手に入れます。


E:あなたは既に次のシーズンの目標を設定していますか?プログラムではどういうことを表現したいと思っていますか?


S:詳しいことを述べるにはまだ早いかと思います。僕は、「自らをさらに向上させる」為には、練習や規律で、さらに強く自分を律しなければならないことを十分にわかっています。そしてその覚悟も出来ています。
残念ながら、チーム・チャレンジ・カップにおいて僕は、パフォーマンスに違いを見せるためには余りにも時間が短かったです。しかしすでに、セルゲイ・ベルビオとともに、スケーティングにおける多くの取り組みを始めています。
僕は今までこんなに「マケット」(訳注)を滑ったことはありませんでした。大雑把に言えば、僕はスケーティングの基礎を一から再び学んでいるのです。


E:まさか、前のグループで、あなたは「マケット」のプログラムを滑らなかったのですか?


S:我々はプログラムを滑る時、全てのジャンプを入れていました。それは異なるものです。
「マケット」―それは滑る事であって、ジャンプはありません。ですから、完全に異なる"滑り"です。
初めてそれをした時、僕は本当に、3回続けて通しでフリープログラムを滑ったような気分になりました。―本当に全身汗だくになりましたよ。
以前は、僕はスピンにはあまり注意を払っていませんでした。今は分かります。それぞれの要素は貯金でプラスか、マイナスだと。ですから、我々は多くの注意をスピンに払います。そのレベルと、レベルの正しさに関して。
僕がフィギュアスケートを始めた当時、とても残念なことに、「シコーラ」(訳注)で滑ることは全く受け入れられていませんでした。これは多大なる損失です。
しかし、どちらにしても、スケーターにとって重要なことはスケート靴で立つことです。ジャンプをする才能があるのなら、ジャンプを跳ぶでしょう。しかし、スケート靴でただしく立つためには自分で技術を習得しなくてはなりません。


E:誰があなたの新しいプログラムを作るのですか?


S:少なくとも1つはニコライ・モロゾフです。


E:予想外でした。


S:2013年に僕がモロゾフグループを離れたのは知っていると思いますが、その際、コーチに別れを告げに行った時に彼は言ったのです。
「セリョーガ(セルゲイの愛称)、人生は長い。君が今こうして私から離れていくことを決めたからといって、今までの私たちの関係を台無しにしてしまうのは馬鹿げている」
僕は、彼がいかに正しかったかがわかっています。今もって、僕はいつでもニコライに電話をして、どんな疑問についても彼と話し合うことができますよ。彼は、僕自身にスケートや音楽への理解、といったたくさんのものを与えてくれたと思っています。
ですから、僕は彼と共に競技活動をする機会ができたことに感謝しています、振付師と選手としてね。


E:男子フィギュアスケートで起こっているすべてのことにおけるあなたの評価はどういったものですか?


S:もちろん僕は盲目ではありません。そして、目隠しをつけられた馬車馬でもありません。ですから、僕は技術がどれだけ早い進歩を遂げているか、ライバルたちがいかに複雑化かつ高難度化しているかよくわかっています。しかし、僕はもっぱら自分自身のことのみに集中していました。
ところで、僕はガブリエラ・パパダキスとギョーム・シゼロンがジュニアからシニアに上がってきた時のことをよく覚えています。
彼らは上位選手たちのことはほとんど知らず、そして知ろうという努力もしませんでした。が、しかし、それは本当に素晴らしかった。
この上ない自分たちへの集中力でどんな結果が出たかというと、稀有な成績でした。


E:確かに。目標となるべき大会が絶えず行われている時、シングルスケーター自身においては、完全に自分自身に集中することは容易ではないですね、絶えず本数と種類の増加する4回転ジャンプ、継続して記録的な点数の出続ける成績・・・。


S:同感です。僕は北京で行われたグランプリシリーズ中国大会で、出場者の中で最も強かった中国人男子のボーヤン・ジンのクワドルッツに、非常に強い感銘を受けました。正確に言えば、ルッツジャンプそれ自体ではなく、こういった天賦の才能が有るために、彼はこれらすべてのジャンプを跳ぶことができるのだ、という事実にです。
しかし、だからなんだというのです?ロッカールームの椅子に腰掛け、肩に手を回して自分がそれをできないことに悲嘆に暮れろとでも?


E:ただ1つの問題は、あなた自身の中にある、技術を進歩させる才能がどれだけの大きさのものであるか、ということだと思います。あなたはこれについてどう感じていますか?


S:とても残念に思っているのは、オリンピックの年の終わりに、4回転ループを習得しなかったことです。僕はそのつもりでいました。しかし、僕の努力にも関わらず、グループ内では誰ひとりサポートしてくれず、「ノー」という答えが返ってきました。
僕はこのことについては既にゴンチャレンコと話をしました。そして我々ははっきりと二種類目のクワドを習得することに挑戦することは意義あることだ、という意見の一致を見ました。
僕にとってそれはとてもワクワクすることで、どっちがどうすごいのかなんて言えませんよ。19歳でクワドルッツを跳んでのけるボーヤン・ジンか、28歳にして新しいジャンプを習得するスケーターか。
今の僕にとって一番大事なことは、本当に競技をしたい、ということなのです。リンクに行きたい、そして演技を見てもらいたいのです。
そして比較するのはリンクサイドに座る9人(のジャッジ)です。

(了)

=====ロシア語本文=====


(訳注)これらは言葉通りの意味でなく、ロシアにおけるスケート用語のようなので、あえてそのままカナ書きをしました。
「マケット」ジャンプ抜きでステップ、スピンを入れてプログラムの確認をすること
「シコーラ」コンパルソリー
のことだと思われます。

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とにかく言いたいことはたくさんありますが・・・・・いやー、ベテラン、燃えてますね!
環境が変わり、いろいろ大変なことも多いでしょうが、頑張ってもらいたいものです。





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セルゲイ・ヴォロノフ:僕は以前からずっと、“もう終わったスケーター”と言われてきた (インタビューⅡ)


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スポルト・エクスプレスのセリョージャのインタビュー、続きです。
いろいろバタバタしていて、アップするのが遅くなってしまいました。お待ち下さってた方(いるのか?)すみません。

1)はこちら⇒セルゲイ・ヴォロノフ:自らの立ち位置は己の努力で手に入れる

インタビュアーは、エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ女史です。

今回もまたロシア語者の友人にチェックをお願いしました。いつも本当にありがとうございます。m(_ _)m

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<セルゲイ・ヴォロノフ:僕は以前からずっと、“もう終わったスケーター”と言われてきた>


E:フィギュアスケーターがコーチを変更する際には、決まったパターンがありますね?
まずスケーターは新しいコーチを見つけて契約し、そして元のコーチに知らせます。あなたの場合には、これと正反対なことが起こったのですね?


S:はい、そうです。しかし、これが初めてではありません。
2013年に、僕はニコライ・モロゾフのところから脱退しました。そしてそれから1ヶ月というもの、自分がどうなってしまうのか想像すらつきませんでした。これは本当に嫌な状況です。僕はまさにこの時、全てが曖昧模糊として何もわからない状態よりも、どんなに難問でもいいから解決すべき問いがはっきりした状況のほうがましである、と理解しました。
今回の場合、考えることは1つだけでした。越えるべき橋が全て焼け落ちてしまっていて、ゆくべきところに行けない、ということです。


E:そしてゴンチャレンコのところへ行ったのですか?


S:はい。けれども僕は、彼女とは大会で少し言葉を交わすくらいで、ほとんど面識はありませんでした。僕には、インナ・ゲルマーノヴナはとても真っ直ぐな人間であるかのように見受けられました。それは僕についても言えることです。
おそらく、これが僕と彼女にすぐに共通言語が見つかった所以だと思います。
しかし、たった1年前には、僕はトゥトベリーゼこそが僕の生涯のコーチであり、他には絶対にありえないと固く信じていたことを告白しておかねばなりません。

しかし、人生は驚かすことを止めません。-「日常生活」の面でさえも。選手生活のの晩年に僕が女性たちとともにトレーニングを行い、トレーニングの合間にシャワーを浴びて休息を取る、そんな可能性があるなんて、誰が考えることができたでしょう?
僕は、単純ないくつかのことを学んできました。家を出て、移動手段を見つけるために、ナビゲーターに頼る必要はありません。リンクに到着するまで2時間、それとも2時間半?都市の反対側に抜けるために、中心街を通ってゆくか、環状線を使うか?
ただ唯一慣れなければならなかったのは早起きでした。しかし、これはプラスになりました。なぜなら、僕たちは大会に出場する際、朝早くからの練習が設定されていることが多いからです。


E:あなたが現役を続けてゆくと決心した今、この決断が正しかったと元コーチに早く証明したい、と考えていますか?


S:そうは思いません。僕は、何かを自分自身以外の誰にであろうと証明することは意味がない、と思っています。
僕の頭の中にはタチアナ・アナトーリエヴナ・タラソワ(訳注)の言葉がこだましています。彼女は、僕がロシア選手権(2015-6年)で5位になった時にこういったのです―「キャリアがこのまま終わるわけではないわ」
僕はもちろん彼女と同意見です。この状況が僕を駄目にした、という思いのまま、残りの人生を生きたくはありません。
フィギュアスケートにおいて一番に困難なことは、1人、2人、そして5人、10人に敗れたのが分かってもキス&クライに座ることだと思いますか?
いいえ、違います。
もっとも難しいのは、翌日ベッドから這い出して、自分自身を再びリンクに向かうよう強いることです。ボクシングで言えば、ノックアウトされてもさらに立ち上がり戦いに向かうようなものです。
それに比べれば、スポーツにおいて、辞める、という決断をすることはいともたやすいことです。


E:率直に答えてください。引退したと仮定して、やりたいことはなんですか?


S:頭に浮かぶ中で最も月並みなことは(ショースケーターなどとして)働き、お金を稼ぐことですね。


E:それはよい収入になりますか?


S:この先の職業が決まってない期間だということを考えれば、そう悪くないでしょう。ガソリン代をどこから借りるか、は心配せずに済むんじゃないかな。
勉強を続けたい気持ちもあるので、その可能性も否定はしません。


E:別の言い方をすれば、あなたはアスリートとしての引退を恐れているのではないのですか?


S:その恐怖は、誰もが持っています。それに関して、何も言わない人でさえも。
スポーツ界では最初は何も考えないことにとても簡単に、そして強烈に慣れてしまいます(注:このスポーツ界とは、競技としてのスポーツ全体を指す)。全てがよく組織され、きっちりとした予定、日程が組まれています。僕にとっては、オーガナイゼーションに関することで問題になったことはありませんが。
反対に休暇の計画を自分自身でたてることは気に入っています。旅程を考え、チケットを探したり、宿泊について話し合ったりすることです。
概して僕は、引退後の人生において迷うような視野の狭い人間だとは自分では思っていません。どんな状況であろうと、そう信じています。

フィギュアスケートにおいて、僕は多分、全てを出し切っていない可能性がある、と思っています。そして僕は、このスポーツにおいてまだまだ何かを成し遂げることができる、と信じています。
それならばなぜ再び挑戦しないのか?僕の28歳という年齢に何のリスクがありますか?
僕はむしろ、しなかったことについて嘆くより、やったことについてを後悔する方がいいと思いたいです。
少なくとも僕は、自分がその時できることの全てをやり尽くした、とわかっていたならば、キス&クライに座ってもなんら恥じることはありません。あらゆるアスリートはこのような場合、心の中で本当に良い気分になるものです。

インナ・ゲルマーノヴナが僕と一緒に活動してゆくことを了承してくれた時、僕は彼女がこれに意義を感じているのかどうかを直接尋ねました。そして僕はこれから氷上で何らかの新しいものを見つけることができるのでしょうかと。
彼女は同意して答えてくれました。最初の練習の後にすらこう言いました。
「セリョーガ(訳注)、あなたはずっとカッコいいスケーター、と言われてきたわ。しかし、我々の力でそれをさらにより良いものにしていきましょう。」


E:しかしもし、(ゴンチャレンコの)回答が正反対だったことがわかった場合は?あなたはそれを聞く準備が出来ていましたか?


S:僕は既に多くの人々から、「あいつはもう終わってる」といわれてきました。
それでも僕はいまだに現役を続けています。
これらの主張に対して僕のとる態度はシンプルなものです。人々は各々の主義主張を持つ権利がありますが、僕は必ずしもその意見に賛成しない場合もある、ということです。

=====ロシア語本文=====

(訳注)ロシアは呼びかけ文化で、呼び名によって人と人との距離・感情が推し量れるので、呼び名は全て原文のままにしてあります。セリョージャがタラソワのことをタチアナ・アナトーリエヴナ・タラソワ、と父称(この場合アナトーリエヴナ)付きで呼んでいるのは、タラソワに対する尊敬の念の表れです。また、ゴンチャレンコに対してインナ・ゲルマーノヴナ、と父称付きで呼んでいるのも同様です。そして、ゴンチャレンコが彼に対して「セリョーガ」と呼んでいるのはこれはセルゲイの愛称で、親しみを込めた呼び方です。セルゲイの愛称には、他にセリョージャ、セリョージェンカ(これはかなり親しい呼びかけ方で、主に女性が用います)などがあります。

(続く)
+++++++++++

えー、一応次回で終了の予定です。なるべく早く上げるともりでいますが、どうかゆるーくお待ちください。

次回は最終章 <僕は、悪くないパパになれると思うんですよ>(仮題)です!
練習環境、これからの展望、現在のフィギュアスケート界について、などです!



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プロフィール

Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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