#思い出のフィンランディア杯 ―まとめ


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(2012-13シーズンフィンランディア杯表彰台)
フォロワーさん曰く「バーゲンに勝利した女の子とそれにつきそう彼氏たちみたい」とのことで(笑)、とても微笑ましい感じで私もセリョージャの表彰台写真の中ではとても好きな一枚です。
羽生くんもこの頃からするとだいぶ大人ぽく、というか男らしい雰囲気になりましたね。


先日、10月初旬に行われるCSの一つのフィンランディア杯のエントリーが発表されました。
こちらが男子エントリー一覧です→http://deep-edge.net/list.php?s=2015&no=203

主だったところではブレジナ、リーベルス、ロシアからはヴォロノフ、メンショフの両ベテラン、日本からは日野くんが出ますね。
この大会は日本でも放送され、羽生くんが2連覇したことでも有名だと思いますが、CSの中では無良くん、高橋さんとほかにも優勝者を出しています。
先日、ツイで #思い出のフィンランディア杯 のタグをつけてつぶやいたものを年代順にまとめてみました。


2008-9シーズン




2009-10シーズン




2011-2012シーズン




2012-13シーズン




2013-2014シーズン




さて、今年はどんなメンバーが表彰台に登るのでしょうか?
セリョージャにも日本男子にもゲンのいい大会であり、シーズンのスタートとしても男女とも興味深いメンバーがエントリーしているだけに、楽しみにしたいと思います。


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ヴォロノフ、メンショフら新プロ発表! ―ロシアンテストスケート


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前回のエントリーにも書いたように、先日、ロシアではナショナルメンバーのテストスケートが行われました。
これはお客さんを入れて公開するものでもありますが、元々は選手たちが
「今年はこんな曲でこんなプログラムを滑りますよ」
と、自分以外の指導者や連盟のお偉方、ジャッジたちに見せ、それによって感想を聴いたり、感触を確かめたりするものです。
ですから、ジャンプ構成なども落としてきていたり、衣装も練習着だったりします。
そして、アドバイスを受けてプロの雰囲気を変えたりもします。ですからこれが必ずしも完成形のプロ、というわけではありません。

まずは男子行きます。
男子でこのテストスケートに参加したのは、ヴォロノフ、メンショフといったベテランを始め、ペトロフ、ピトキーエフ、クヴィテラシヴィリ、といったところ。前年チャンプのコフトゥンは足首の怪我で大事を取って欠席、ガチンスキーも体調不良で欠席でした。
けれども、ゴルシコフやシュレポフもサンクトペテルブルクオープンで新プロを披露していますので、男子のナショナルメンバー、サブメンバーは大体のところ、上々の仕上がりを見せているようです。


ではまず、ジェフリー・バトル振り付け、ということで楽しみと不安が入り混じっていたセルゲイ・ヴォロノフ。

出てきた時、私は彼がいつもの黒の着倒しセーターを着てるのを見逃しませんでした(笑)
これですね↓
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これを始めてみたのは2010-11シーズンの「道化師」初披露の時だったかな。そして、そのシーズン、次のシーズンのロシア選手権のEX,「キャンドル・ライト」の時にも着てました。

キャンドル・ライト


物持ちがいいのかなぁ、と思う彼ですが、ウルマノフから離れてモロゾフで仕切りなおし、という時といい、今回のジェフリー・バトル振り付けで勝負をかける、という時といい、この黒セーターは彼の勝負服なのかもしれません。

おっと、話がそれました。では、SPいきます。

セルゲイ・ヴォロノフSP


ジャッジ側から
https://www.youtube.com/watch?v=nPnH-4IIV4M

期待していたよりずっと素晴らしいものでした!見ていてあっという間に終わってしまいました。(ぜひジャッジ側のものも見ていただきたいです)
何度もリピートして見ましたが、この感想は変わりません。インタビューで、ジェフに直について振り写しができたのはいつもよりかなり遅い時期、それも2週間足らずだった、と聞いていたので不安もあったのですが、こんなに素敵なプロを作ってくれるとは!
ジェフ、本当にありがとう。セリョージャがジュニアの頃から憧れていた、という彼、まさにその気持ちに答えてくれたかのようです。
しかし、私は音楽について詳しくないのでこのヴォーカル曲を知らないのですが、振りが歌詞にあっておらず単なるBGMになってしまっている、という感想も聞きました(これはヴォーカル曲を使う場合常に伴う危険性です)。
けれどもセリョージャはいつも曲想から自分の世界を創り上げ、それを演じるタイプなので、ジェフもそれを知っていてこの振付にしたんだと思います。

そしてFS


こちらも私はとても気に入りました。SP,FSともに、3Aの前にイーグルを入れることで、彼の今まで目立っていた長い助走が緩和されて見え、またセリョージャの得意なイーグルをしっかり見せてくれるところがとてもいい。
そして、セリョージャは以前から「僕の役目はプロをクリーンに演じること、そしてそれを採点するのがジャッジの役目」と述べていたのですが、ジェフが「良いプログラムとは、選手、観客、ジャッジすべてが融合して作り上げるもの」と言い聞かせたらしく、演じるにあたって彼の意識の中でその言葉がかなり変化をもたらしたように思われます。特に、ジャッジ席や観客席に視線を送ることが増えました。両プロともしっかり滑り込むことができ、表情を作る余裕ができれば、ジャッジに訴えかけるものも大きくなってくるのでは、と期待しています。
また、これもジェフの影響だと思うのですが、彼比でかなりスケーティングがよくなっているので、今までブン!と手を動かす反動でターンしていたような部分(これはモロゾフ時代に顕著でした)がなくなり、腕の動きが大きく、また体の動きにゆったりと腕がついてくるような、美しい動きになっているように思われました。そのせいか、演技全体のスケール感がアップしているように感じられます。
演技後の「ブラボー!」の声が自分に向けられたもののように嬉しかったです。問題は衣装だな(笑)


そして、メンショフ。彼はSPは持ち越し、ということで衣装も同じ、ジャンプ構成も同じで挑んできました。4T-3T、4S、3Aというクワド2本の構成は今年も変わらず、こだわっているようです。スピンの形状を少し変えたかな?

メンショフSP

そしてFS.


このヴォーカル曲はメンショフ自身の選択、ということです。そのせいか、ゆったりと哀愁を帯びた旋律の中に入り込むような演技が印象的でした。
ただ、これはジャッジ評が分かれるんじゃないかなー、という気もしました。彼独特のこの世界観、私はとても好きですが、いつもPCSがかなり割れているので。今回もかなりそれが顕著になるのでは、という予感がいたします。
インタビューで、今ジャンプの調子を崩していて基礎からやり直さないと、ということを言っていたそうですが、確かに軸がバラ付いている感じで、いつもテストスケートの時期には安定してクワドを決めてくる彼にしてはかなりジャンプが不安定でした。
しかし、「自分は他国の選手に比べてスケーティングで劣るのは分かっている、だからテクニカルな面を磨きそれで押してゆく」ともいっていて、このFSにはクワド3本を組み込んでくるそうです。見た感じだと、4Tー3T、4S、4T(後半)となるのかな。そして、昨期何度も泣かされた2Tザヤ防止のため、3連のサードジャンプに2Loをしっかり組み込んできたのも凄いな、と思いました。まさにベテランの意地。


そして若手。昨年ロシア選手権で3位となり、ユーロも経験したアディヤン・ピトキーエフです。

ピトキーエフFS


軸の細い綺麗な回転の4T。本当に安定していますね。また、彼の持っていた冷たく、堅い雰囲気、それも活かしながら優しさと雄大さを感じさせるプロフラムになっているように思います。スケーティングのスピードも最後まで保たれているようですし、期待が持てそう。セリョージャ、うかうかしていられないぞ!?


そして、モリス・クヴィテラシヴィリ。まさかのクワド4本構成?それともリカバリーで跳んだのか?ちょっとまだよくわからないですね。

クヴィテラシヴィリFS


ちょっとコミカルなプロ。衣装が楽しみになります。
あと、ファンの間では「モリスのアクセル」とまで言われて心配されていた(いや、本当に昨季までは苦手だったんですよ)3Aを軽々とSPでもFSでも入れてきたのには驚きました。彼は身長も高く手足が長いので、ジャンプがキレイに決まると本当に映えます。


そして、女子で気になったプロを2つ。やはりワールドがアメリカ、ということで意識して選んだのかな、とも思いますが・・


ユリア・リプニツカヤSP


ユリアに男性ヴォーカル、それもプレスリー、というのは考えてもみなかった、というか意表をつかれた、という感じ。
「シンドラーのリスト」の赤いコートのあどけない少女がこれだけ大人びたのか、という感慨とともに、彼女も恋を演じる年代になのだよな、としみじみ。
そして、3Lzがきれいにアウトエッジで跳べていたことで、ユリアの並々ならぬ努力と強さを感じたのでした。


そして、アリョーナ・レオノワ。彼女もSPのチャップリンは持ち越しですが、FSでちょっと冒険をしてきました。

レオノワFS


サマータイム、監獄ロック、シング・シング・シング、etc.とどっぷりアメリカ。昨季のリギーニを思わせるのはフルヴォーカルでガンガン「やりたい曲を繋いでる」感のするところでしょうか。
ただ、本当に彼女の「楽しそうに滑ってる」雰囲気が感じられて、こちらまで楽しくなるプログラムです。まだジャンプの調子が完全ではないようで、転倒などもありましたが、このプロで彼女のスピードのある大きいジャンプが決まったら、本当にハマりプロになるだろうな、という気がします。女子スケーターではもうベテランの域に入りながら、これだけ可愛らしさ、コミカルさを出せる、というのも彼女の持ち味であろうかと思います。
ただ、フルにヴォーカルが入っていると、曲を繋いだ、というのがすごく印象に残ってしまうので、一部、インパクトをつけたい部分にだけヴォーカルを入れるようにしたほうがいいんじゃないかな?という気もしました。


テストスケート、こちらのチャンネルに全カテゴリー、全選手が収録されています。ジャッジ側からの撮影で音声も画質も良いです。
ただ選手名がキリル文字表記なので、練習着の選手はわかりづらいかもしれませんが・・・

ロシアンテストスケート演技集


今週末にはサマーラでロシアンカップ(ロシア国内で行われるGPSのようなもの)が行われ、このテストスケートに参加した選手の一部もエントリーしているので、衣装込みでは初披露、となる選手もいるかと思います。楽しみですね!






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セルゲイ・ヴォロノフ EX集(3) もうすぐテストスケート!今年のプロは?


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JGPSも始まり、CSのエントリーもどんどん明らかになってきて、新シーズンも本格的に始まるな!という今日この頃ですが・・・・
ロシアでは来週、テストスケートといわれるナショナルメンバー達の新プログラム披露が行われます。これは、連盟上層部やジャッジ、自分以外の指導者にもプログラムを見てもらい感想を聞き、それの手応えによりプログラムを手直ししたり、さらに難度を上げたり、ということが行われます。
ショー形式ではないですが、日本で言うとDOIに近い、と言えるかもしれません。

セリョージャは、今年念願かなって憧れの存在であったジェフリー・バトルの振り付けで新シーズンに臨みます。そんな彼のプロが楽しみで、このエントリーを組んでみました。
以前もEX集を組んだのですが

お誕生日おめでとう!セルゲイ・ヴォロノフEX演技集 (1)
お誕生日おめでとう!セルゲイ・ヴォロノフEX演技集 (2)

彼は、ショープロやEXではジャンプよりも滑りや表現に重きを置いて演じているように感じられます。
コンペプロの中の自分とは異なったイメージをジャッジや観客に見せたい、と思っているのかもしれません。そして、通してみてみると、彼の少年から青年へ、人地の人間としての成長の過程が感じられて、しみじみしてしまいます。今はシブいおっさんスケーターになって、シナトラやアズナヴールが似合うようになりましたが、昔は楽しそうにスコーピオンズを踊る少年でした。お時間あったら是非↑のリンクも見ていただけると嬉しいです。

今回は2014-2015年のものを。

まず、シーズン前のショーのものから。

恋のやまい (2014年8月)



2つのギター(前シーズンSPショーバージョン)(2014年8月)


Fastidious Horses (ロステレコム杯) 
シャツ破りで有名になったこのプロですが、ヴォーカルのウラジミール・ヴィソツキーはロシアのジョン・レノン、とも言われた反体制歌手であったそうです。



帰り来ぬ青春(原題はYesterday When I Was Young、シャルル・アズナヴール、エルトン・ジョン) 
このEXを見て、本当に大人の男の表現ができるようになったのだな、としみじみしました。
静かな旋律に乗せて、ゆったりとしたループターンで始まるところがたまらなく好きです。 
NHK杯のときは足の状態が良くなかったせいもあって、ジャンプ1つに抑えていますが、イーグルやスピンをじっくり見せてくれて、この時の構成が正直私は一番好みです。
GPF.ロシアンナショナル、とこの曲を使っているので比べてみてください。

NHK杯


GPF


ロシア選手権



アヴェ・マリア (欧州選手権)
前シーズンもユーロのEXはアヴェ・マリアでしたが、これはセリョージャにとって何か意味があるのでしょうか。苦難に悩む男が天上の聖母に呼びかけているようで、なんか切なくなってくるプロです。


マイ・ウェイ、君の瞳に恋してる (国別対抗戦)
欧州選手権から打って変わって明るく楽しい感じの選曲。「お祭り大会」というこの大会の雰囲気にも合わせたのでしょうか。特に後半、観客を煽りまくり、客席は大盛り上がり。しかし、「雑」に堕してはいなかったと思います。
特に、「My~way~」のラストのフレーズにぴったり合わせて美しいイーグルを決めてくれたところは鳥肌ものでした。



セリョージャはここ2年ほど、FSでガンガン行く感じのプロが多かったので、バトル振り付け、ということで「こなしきれるの?」という声もあったりしますが、彼は自分のそういった面をもしっかり自覚していて、EXやショーでは別の面を見せるよう考えているように思います。
本人自身の持つ激しさ、年を経てきて出てきたシブさ、そしてまた昔から持っていた内省的な面、すべてが融合した時にきっと素晴らしいプロフラムができる、と期待してやみません。

あと1週間、テストスケートが楽しみです!



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プロフィール

Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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