コンスタンチン・メンショフ、ロステレSP、SB,TESトップで2位発進 ―進化し続ける29歳

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ロステレSP終了しましたー!

しかし男子はどうも波乱含み。

そんな中、ジャンプをことごとくクリアに決めてTESトップ、SBを叩き出したメンショフさんがPちゃんに次いで2位に付けました!

男子SPリザルト

男子SPプロトコル

ほとんどの選手がクワドを入れてきたこともあって、ジャンプの是非が明暗を分けた感じですね。クワド成功しても他がgdhdになってしまった選手もいましたし・・
クワド入れて尚且つジャンプの規定要素を満たしたのはメンショフさんとブッシュだけかな。(ただし、ブッシュはセカンド3Tを2Tに変更したのかも)


そしてメンショフさん!他の選手が次々と魔物にやられる中、しれっとクリアな演技を決めてくれました。

リンクに降りると、ルッツとチャーリーの入りを軽く確かめ、ゆっくりとフォアラン、ろしあん男子テンプレの片足滑走。
そしていつもの癖のブレードを軽く引っ張って確かめるかのような仕草(写真)。
こ

今年は今までこれが見られなかったんですよねー。何故なのかな、と思っていたのですが。
そして演技に入ります。ご覧ください。


Rostelecom Cup 2012 -4/11- MEN SP - Konstantin MENSHOV - 09/11/2012
http://www.youtube.com/watch?v=Whb4-6JdT84


3Aの着氷でちょっと乱れたものの、すぐに立て直しいつものかっとびクワド!軽々と4Tー3Tを決めてくれました。
なんといいますか、彼の「回転不足?何それ、美味しいの?」みたいな、完全に空中で回りきって体を開いて降りてくるところがホントにたまんないですねぇー。素晴らしい回転制御能力です。

昨年からスケーティングが良くなって特にスピードが増したため、3Aの高さが出るようになった(今回はちょっとバランス崩しましたが)こと、そしてコンビネーションジャンプが滑らかに流れるようになったことが、GoE加点を増す結果となってるようです。
以前はコンビネーションの間がいかにもガッツンガッツン、と途切れるような感じでしたから。T-Tのコンボは確かに基礎点は一番低いですが、奥が深いのだな、という気がします。

スケアメよりは体にキレがあった感じで、ステップやスピンもスムーズ。タイムオーバーを取られることもなく、本当に素晴らしい演技でした!

今回のロステレのこのメンツに入るとやっぱりPCSが低いのは仕方ないのかな、とも思いますが、もう少しくれても・・・と思うのはファンの欲目でしょうか。

しかし、29歳にして若手たちに混じってこれだけの演技をしシーズンベスト、、そしてTESではトップを叩きだしてる、というのは素晴らしい結果だと思います。

リザルトを見ると2位~6位はほぼ団子状態。FS次第ではどうなるかわかりません。
ブッシュも先日のB級大会では素晴らしいFSを披露していますし、期待が持てます。この大会でいい成績を取れば、PCSも上がってくるでしょう。

FSが本当に楽しみです!


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ヴォロミオとヴォロクサーヌ ―帰ってきたセリョージャ

CoCでの、ナンソンとリッポンの衝突事件についてはこちらに書きました。
リッポンとナンソンの衝突事件、そして高橋・町田選手について ―ヴォロノフのインタより
このエントリーでインタビューに答えてくれているセリョージャ・ヴォロノフは、2006年に小塚くんと一緒にJr.ワールドで台乗りした選手でもあります。私はその時からずっと彼を応援してきました。

CoCでセリョージャは3年ぶりに台乗りを果たしました。

私はSPの日は仕事だったので様子は全く分からず。
すっ飛んで帰ってきて、TLを追い、YouTubeを検索しました。

「SP、ヴォロノフ3位」の文字が見えたときは本当に涙が止まらなくて。

セリョージャのGPS、それもCoCというと、2009年の小田君やライサと一緒の台乗りも思い出深いのですが、とにかく私には2010年のあのFSでの負傷棄権がトラウマとなってしまっていて。
Sergey Voronov (RUS) Free Cup of China 2010
http://www.youtube.com/watch?v=BgSoEwWoTuE


診断結果は足首の靭帯断裂。
もう一試合残っていた大会にも出られず、ナショナルも4位でユーロの出場も叶わず。
この年はポイントなしに終わりました。そのせいもあってか、翌年はGPS1試合のみ。そして、PCSもガッツリ下げられてしまっていて・・・どこのジュニア上がりだよ、という点数が並んでいたのは本当に切なかった。

でも、今年のテストスケートを見たとき、
「ジャンプさえ決まれば今年はイケる!」と確信していました。
体もいい具合に絞れていましたし(去年はちょっと筋肉付きすぎだったような)、何より、ステップの時に指先が開いていた!w
これはかなり滑りこんできているな、と思いました。
彼の場合、競技プロのステップの際、手先がグーになってしまいがちで、それがただでさえブンブンしがちなモロステップからさらに優雅さをなくしている。そして、力みが入るからスケーティングのスピードも出ない、という悪循環。
EXだと指先が開いてるから、彼の得意な美しいイーグルに代表されるような見違えるような綺麗なスケーティングを見せてくれるんですがね・・

そして、テストスケートでもSP,FSともに国内でプロの評判が良かった、と聞いて本当に楽しみでした。SPの「赤い芥子・水兵の踊り」は彼がリスペクトしてやまないサーシャ・アブトも使っていたものだからリキ入っているだろうし、、FSのニーノ・ロータのロミジュリはバンクーバーシーズンのEXにも使っていたものだから、音楽が体に馴染んでいるんだと思います。

まずは・・・2番滑走から漬物石になってくれたSP

COC2012 Sergei VORONOV SP
http://www.youtube.com/watch?v=tXo7C0GMYPM


こちらがヴォロミオ・・ことロミオとジュリエット。友人の何人か
「珍しく(笑)ロミオに見えたよ」と言ってくれましたが、ごめん、私にはマキューシオにしか見えない・・w 愛のために、というよりやっぱり友情や忠誠のために死ぬ、というイメージ。
2012 COC Sergei Voronov LP B ESP2
http://www.youtube.com/watch?v=UHBH_SXdt9A


そしてEXはドヤ顔でのヴォロクサーヌ。正直これで来るとは意外だったのですが。
2012 COC Sergei Voronov EX B ESP
http://www.youtube.com/watch?v=bhoG7GwB4_U


せっかくのEXなんだからツイズルよりも彼の持ち味である美しいイーグルを長く見せてもらいたいなぁ、頼みますよモロゾフ。

しかし、ますます池上遼一フェイスになってきたなー。
髪を上げて「ニヤリ」のシーンなんかゾクっときそうです。思いっきりピカレスク・ロマンの主人公になりきって演じてもらいたい。

ニーノ・ロータは彼に似合うことだし、来年は「太陽がいっぱい」なんてどうかなー。


本当に、セリョージャの3年ぶりの表彰台復帰に泣きっぱなしだったこのCoCでした。よく、、腐らずにくじけずに頑張ってきてくれました!
次の試合はNHK杯、メンツ的にはGPFには茨の道だけれど、今の君の悔いのない演技を見せてください。


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リッポンとナンソンの衝突事件、そして高橋・町田選手について ―ヴォロノフのインタより

GPSも3戦目を終え、折り返し地点、って感じですね。その中でもハプニングがいろいろあった中国大会男子を振り返ってみたいと思います。

SPを終えて高橋君トップ、2位町田くん、そしてなんとセリョージャがクワドコンボ決めて3位!

もう本当に期待感いっぱいで見ていたのですが・・

男子第2グループのウォームアップ中にハプニングが起きました。そう、アダム・リッポン(米国)とナン・ソン(中国)の激突です。

Cup of China 2012 - COLLISIONE tra Adam Rippon e Nan Song 03/11/2012



結果からいけば、ナン・ソンは脳震盪を起こして棄権、リッポンもイマイチ冴えない演技だった、ということなんですが・・

どちらが悪い、云々には一切触れずに話を進めてみたいと思います。


ちなみにgolden skateによるとリッポンは、

「気がついたときには目の前にナンソンがいて避けきれなかった、お互い避けようとしたら同じ方向にターンしてしまって衝突してしまった。彼を抱き起こそうとしたが手真似でいい、と言っていたので、自分の練習に戻った。彼のためにもしっかりと自分のするべきことをしなければならないと思った」

というようなことを言っていたそうです。


この件に関しては第三者的な立場にいたセリョージャがインタビューでかなり突っ込んで語ってくれているので、あげてみたいと思います。

++++++++

このGPS第3戦で3位となったセルゲイ・ヴォロノフは、フリーにおいてプログラムの変更をしたことを認めました。それは直前のある事件が原因となりました(上海、エレーナ・ヴァイツェフスカヤ記者)

S>「次の演技に向けて私がウォームアップを行っているまさにその時、横でナンソンとリッポンが激しく衝突しました。リッポンの額がナンソンの顔にぶつかり凄まじい音が響きました。」
と、セルゲイはいった。
S>「その音はまるで耳元で女性が激しく嘔吐しているようで、私は悍ましさと共に恐怖感を覚えました。
(訳注・これは開催側に向けてだと思われるが)私が思ったのは、速やかに氷上から選手たちを遠ざけ、時間を与えることも必要だったのではなかったろうかということです。」

Q>「でも、あなたはナン・ソンを助け起こしに行きましたね?」

S>「それが何か?ああいった場合、アスリートの国籍は関係ないと思います。
私は助けが必要かどうか聞くべきだ、と思ったんです、まして相手は蹲って動けないでいる。それとも、いくらウォームアップ中だからといって、来るべき自分の演技のクワドやアクセルのことのみを考えているべきだったのでしょうか?」

Q>「あなたにとって、こういったことは初めてですか?」

S>「そうですね。2010年の北京でのGPS中国大会で自らのクワドの着氷ミスで靭帯を断裂して棄権を余儀なくされたときのことを除けば。」

Q>「厳密に言って、あなたがフリープログラムで変更した点、というのはなんなのでしょうか?」

S>「まずは2番目のクワドを回避したことです。私は跳ぶことができませんでした。
弁解と取られるかもしれませんが、あの時の感情を説明したいと思います。多分、私は神経質なんでしょうけれど、、あのウォームアップでの衝突事故は今まで準備してきたすべてを吹き飛ばしました。プロを演じている間じゅう、私の足は震えていたんです。そして演技のあいだずっと衝突シーンが脳裏を横切っていました。私は、おそらくリッポンも同じ感覚を味わっていただろうと思います。人目があるだけに余計、言い知れぬ圧迫感は大きかったのではないでしょうか。」

Q>「あなたは今シーズン、長いことタカハシと一緒に練習をしていましたね?彼がこのように崩れる予兆は見られましたか?」

S>「いいえ。トレーニング中の彼は極めて安定していました。強いて言うなら、大会の前に彼が靴を変えたことではないでしょうか。」

Q>「そして、マチダの結果についてはあなたは驚きました?」

S>「ええ、でも当然の結果だと思います。私はこのスケーターをずっと見ていました。彼はとても技術的に優れたジャンプを持っています、そう、タカハシと同じようにね。私は彼のジャンプが好きです。私はスケーターがジャンプを巧みに降りる瞬間が非常に好きです。
スケーターが正しい道を歩むについては、正確な技術を身につけることが不可欠であることを知っていて欲しいのですが、私はひとえにこれは(町田の元コーチだった)ロシア人コーチの手腕だと思います。彼がアメリカでトレーニングを積んでいる時、私の昔のコーチであったラファエル・アルトゥニアンから教えを受けていた、と聞いています。そして私はいくつかの点で、彼の手腕が非常に高いことを身をもって知っています。」


==本文==
「セルゲイ・ヴォロノフ それはラファエル・アルトゥニアンの手腕が大きい」
http://news.sport-express.ru/2012-11-03/545835/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

GPS中国大会男子シングル表彰台
Cup of China 2012 - Men Victory Ceremony



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プロフィール

Dora Quadski

Author:Dora Quadski
確かにフィギュアはジャンプだけじゃないですが・・・でも、やっぱりジャンパー・タイプのスケーターが好きです。
最近応援しているのは、ロシアのセルゲイ・ヴォロノフと、2009年に国別で来日した際に惚れ込んだコンスタンチン・メンショフです。
日本では小塚崇彦君、町田樹君を絶賛応援中!
 
他に、 『スター・トレック』(特にTOS 、TNG)も大好きです。
中でも、P・スチュワート扮するピカード艦長の大ファンです。もちろん、P・スチュワート自身も!
ただ、性格的にはヴァルカンに憧れるクリンゴンって感じかな(笑)ウォーフとサレックに惚れてますw。

そうです、わたしはトレッキー&シャーロッキアンなのです(笑)

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